2009.10.09 Friday 19:31
台風18号が各地に被害を及ぼしました。
かなり強力な台風で、新潟にも接近するというので、一昨日からュースに注目。
本州上陸が伝えられてからは、前もって自転車を倒し、プランターや植木鉢を屋内に入れ、戸締りを確かめて接近に備えました。新潟市や新発田市などでも自主避難されている方がおられると聞き、避難を想定してみると、案外避難場所もはっきり知らないことに気づき、あわててインターネットで確認。赤ん坊を連れて避難するなら何が必要なのだろう、経路は、手段は・・などと考え、あらためて普段の備えの大切さを思いました。
幸い、身のまわりで大きな被害はなく、今日の青空をありがたく思いました。
子供のころ、台風が来るといえば、ろうそくやラジオを用意し、飼い犬を屋内に入れたりして、その「非日常性」を楽しんだものでした。でもそれは責任のなさと、庇護されている安心感があるからこその楽しさだったのだなあと、今思います。
2009.10.04 Sunday 16:15
前日に続き、保存のお話―。
この夏は出産で入院するのに合わせ、家人のために食材をいろいろと冷凍保存していました。フライパンで火を通せば肉野菜炒めになる味付きの生肉+生野菜、サバの味噌煮、レモンと塩をまぶした鶏肉など。いずれも料理の本の「冷凍保存特集」に載っていたものでした。
先日も新聞の記事で、冷凍していいもの悪いもの、という特集がありましたがこの食材を冷凍していいのか悪いのか、迷うことがよくあります。特にいただきものなどでたくさん野菜の在庫があるときなどは、無駄にしないために四苦八苦。迷う度にネットで検索して調べています。
絶対に冷凍できないと思っていたナスは、揚げるか焼くかして冷凍しておけば炒め物などに使えるというのもネットで得た知恵。こんな調子で、あれもこれも、とつい冷凍保存しているものが増えてしまいました。
まるで「保存のための保存」のようになってしまい、膨れ上がった冷凍庫に反省しきり。消費するまで極力買わないように心掛けていました。
今日ほぼ冷凍庫が空になり、久しぶりに中も磨いて気持ちもすっきり。日常の中に、こんな調子で小さな喜びを感じています。
2009.10.03 Saturday 12:06
子供に手がかかり、思うように買い物に出かけられないため、最近はあり合わせのもので料理を作ることが多くなりました。
ある材料で何を作ろうかと考えるのは、ゲームみたいなものだと思えば、なかなか楽しいもの。冷凍しておいたシーフードに牛乳と小麦粉でホワイトソースを作ってグラタン、残った野菜を総動員し、玉ねぎと小麦粉、カレー粉を炒めてカレー、冷凍の豆やコーン、残った鮭を使って簡単チラシ寿司など・・。
食材が着々と消費されていくと爽快感すらあります。
一人暮らしをしているときには、家具から消耗品、食材まで、物は必要以上に買わないように心掛けていました。引っ越しの時に大変だという現実の問題もありますが、持たない身軽さが気持ちよいと感じていたからです。
しかし所帯を持っていると、気づいてみると物が増えている感じも。ここ最近の食材の一掃で「持たない心地よさ」を久し振りに思い出しました。
ところで60代後半の母親は、最近自宅にあるものを極力減らそうとしているものの、「やっぱり育った時代なのか、いらないかもしれないと思っても捨てられないでためてしまう」そう。シンプルに生きようとすることは、実は豊かな時代に生まれ育ったからこその「贅沢」なのかもしれません。
2009.10.02 Friday 13:39
息子が生まれてほぼひと月が過ぎ、今日は初の本格的なお出かけ。写真館とお宮参りに行きました。
貸し衣装を置いているお店でベビードレスを見せてもらったところ、いわゆる「ドレス」で、丈も1メートル近くはあろうかというもの。恐る恐る「男の子なんですが・・」と聞いたみたところ、男の子でも赤ちゃんはこんな感じのドレスで撮影される方が多いです、とのこと。赤やピンクもあって目は楽しませてもらいましたが、結局は和服をお借りしました。
新生児の割に、日中は起きていることが多いのですが、今日は陽気のせいか、ひたすら寝続けている息子。写真館のスタッフの方が3人がかりで名前を呼んでくださいましたが、起きる気配は一向になく、気持ちよく寝たままの写真となりました。
続いて神社でお祓いを受けました。時々お参りに訪れる神社ですが、厳粛な気持ちで祝詞を聞きました。こうした「特別な一日」がたくさん積み重なっていく息子の将来を思うと、少し感慨深くなります。
帰りにお祝いと称して大人が食べるケーキを買って、お出かけは終了。穏やかな快晴のお陰で、息子は家に帰っても寝続けています。
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2009.09.26 Saturday 23:46
ある本に「出産や育児は永遠の後出しジャンケンのようだ」と書いてあって、なるほど、と納得しました。つまり、正しいとされる答えが時代によって、めまぐるしく変わっているという意味です。
抱き癖はよくない、否抱いてあげた方がいい、授乳中の母親の食事は何がいい悪い、授乳時間は決めた方がいい、否ほしがるときに欲しがるだけ、離乳食の開始時期は云々・・。これだけいろいろ「正解」が変わると、年長者の助言を受けてもますます迷いが深くなります。
ただ、古くから言われていることが見直されているのは事実のよう。
きょうの新聞に「オムツに頼りすぎず、生後早くからできるだけおまるやトイレを使うことが見直されている」という記事が載っていました。紙オムツに頼りすぎてオムツ離れが遅くなっているという弊害を鑑み、赤ちゃんに元来備わる排泄能力を伸ばそう、というものだそうです。
実は私もこれと同じ話を聞いたことがあります。出産前に60代の知人が教えてくれました。その方も若いころ、かなり以前に書かれた本を読んでやってみたそうで、わずか10か月で息子さんのオムツは不要になったとか。
聞いたときは半信半疑でしたが、私も息子の首が座ったらやってみようかと思い始めました。
育児は本当に試行錯誤。そうまとめてしまうのも安易ですが、答えがはっきり分からないからこそ、子育ては面白いのかもしれません。
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2009.09.20 Sunday 11:39
西日本に住み、まもなく90歳になる祖母が入院しました。
腰が痛いというので、整形外科に連れていくと、腰の骨が折れていたそう。
本人もいつどうやって折れたのか記憶にないらしく、周囲を呆れさせました。
入院は2、3か月になるそうで、不自由な病院暮らしにさぞ嫌気がさしているだろうと思うと、早くお見舞いに駆けつけたい思いです。
両親が共働きだったので、私はこの祖母と小さいころのたくさんの時間を過ごしました。価値観を形成する上で、大きな影響を受けた一人です。
忍耐強さは昔からで、今回の腰骨の一件も、ずいぶん我慢した末の診察だったのだろうと推察。
数年前には転倒して大腿骨を骨折し、これで寝たきりか、と周囲が心配する中、生まれて初めて水着を着て、プールでリハビリに取り組み、自宅に戻って普通に生活できるまでに復活しました。今春には、人生で初めての飛行機に乗って、新潟市に来る予定でしたが、体調が悪く叶いませんでした。
埼玉県に住む夫の祖母も91歳。近所に住む親せきの力を借りながらではありますが、「あたしは誰にも迷惑をかけない」と一人暮らしを断行しています。
戦争があり、戦後の厳しい時代があり、その中を生き抜いてきたからでしょうか。ことにこの世代の女性たちの生きざまは、今の世の中から忘れ去られてしまった大切なものを教えているような気がします。
人に極力手は借りない、ユーモアは忘れず、粋に気風よく生きる−
生まれた大正という時代のイメージとも重なって、たくましさとともに明るさを感じ、いつも勇気づけられます。
2009.09.18 Friday 23:03
ある作家のエッセー集に「みんな誰かの愛しい女」というのがありましたが、生後まもない息子の世話をするたびに、みんな誰かの愛しい「子供」かもしれない、と思います。
言うまでもなく赤ん坊の世話は昼夜を問わず。終わりなく続くらせん階段のように授乳とオムツがえを繰り返し、暑さ寒さに気を配り…。それが苦にもならないことを自分でも不思議に思います。
また、子供を授かって初めて、人はこんなにもあふれんばかりの思いを受けて生まれてくるということを知りました。無事に生まれるように、元気な子であるように、と親が思うだけでなく、周囲の人も同じように温かい眼差しを注いでくれます。その祈りにも似たたくさんの思いに、人は守られて生きていくのかもしれません。
自分はもちろんのこと、あの政治家も、あの芸能人もこんな赤ん坊だったんだ、と思うとある種の感慨が湧きます。無償の愛を与えて子供を育てるという営みを人が繰り返してきたと思うと、圧倒されるような気持ちになります。
息子が生まれてから何度となく思い出すのは、故郷の両親。ありがたさに、少しいたたまれない感じさえします。
2009.09.16 Wednesday 22:25
北海道の友人から、苫小牧銘菓「よいとまけ」が送られてきました。
ロールカステラにハスカップのジャムをしっかり塗りたくり、べたべたするせいか上にオブラートがかけてあります(外さないと切り分けられないのですが)。半ば誇らしげに「日本一食べにくいお菓子」とも言われています。
半世紀以上前からあるお菓子で、苫小牧の代表的なお土産品でもあります。
どうやって食べても手がべたべたになってしまうんですが、この甘さが結構癖になります。上品ないわゆる「スイーツ」とは違うのですが、時々、どうしても食べたくなる一品。
ちなみに「よいとまけ」とは、苫小牧の製紙会社で丸太を上げ下ろしする際のかけ声に由来するそう。この言葉を使った名曲もありますね。
北海道といえば、「白い恋人」「マルセイバターサンド」、最近では「生キャラメル」なんてのも有名ですが、この「よいとまけ」も私にとっては北海道らしいお土産。
人力で丸太が上げ下ろしをされていたころの北海道の風景を想像する一品です。

2009.09.15 Tuesday 13:17
今月初めに生まれた長男と自宅に帰ってきて5日。生活のペースがつかめてきたので、紙オムツから布オムツに変えてみました。
布オムツは出産前にインターネットを参考にしながら、自分で30枚縫い、私の母親にも30枚をもらいました。
あて方・洗い方もこれまたネットを参照。息子は生まれたときから病院でもらった某メーカーの紙オムツを使っていて、他社のサンプル品をつけると泣いて暴れていましたが、布オムツにはすんなりなじんでくれました。
最近はエコ&低コストだということで、再び布オムツを使う人が増えているそうです。確かに紙オムツだけを使っていると、ゴミはいつもの3倍近くに膨れあがってしまっていました。布オムツを洗った際の汚水が環境に及ぼす影響などをトータルで考えると、紙よりエコかどうかは議論があるそうですが、生活に無理なく続けられそうなので、当面は「布派」でいこうと思います。
新潟市近辺はぐずついた天気が続いていますが、晴れた日に真っ白に洗い上がった布オムツが風になびいているのは、気持ちのよいもの。
赤ん坊を育てるという行為自体が動物的なせいでしょうか。なぜか、日常の生活の些細な部分でも、より自然なものに心が引かれる気がします。
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2009.09.10 Thursday 22:12
けがや病気で入院したことは何度かありますが、毎回、早く家に帰りたくて退院日を指折り数えていました。しかし出産で入院した今回は、あまりに快適で病院暮らしも悪くない、と思うほど。
環境面のよさはもちろんのこと、温かく、かつ、プロフェッショナルに徹した病院スタッフの方々のお陰です。
中でも印象深いのは、助産師を目指して実習中の新潟市の大学生、Tさんです。
私の人間を捨てている陣痛中に、温かくかつ冷静にいつも励まして下さいました。私が学生時代に進路を選ぶにあたり、助産師という職業は全く選択肢に入らないほど、身近ではありませんでした。だから助産師になる人はどんなメンタリティーを持っているのだろうと、陣痛でもうろうとしながらも不思議に思っていました。
彼女は、赤ちゃんとお母さん、赤ちゃんを含めた家族の姿が好きで助産師を志した、と言います。その言葉がなんだかとても心に沁みました。暗いニュースが流れる度に、家族や人間のつながりが揺らいでいるような、そんな悲しい気持ちにさせられますが、こうして素朴なものを大切にしている若い人がいる限り、希望が持てる感じがします。
本日は息子と一緒に退院。Tさんをはじめ、見送って下さったスタッフの方々の笑顔は、息子が成長しても忘れることはないと思います。
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