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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

クィンテット

1歳8カ月の息子は、音楽と踊りをこよなく愛する人です。
2カ月前に解禁した子供番組では、主に歌と踊りに注目し、それ以外のコーナーは気がない素振り。いつの間にか振付を覚えて、テレビのおにいさんやキャラクターと一緒に踊っていて、驚かされます。
その息子の土曜日のお気に入りはNHKの「クィンテット」。作曲家の宮川彬良さんが出演する人形劇です。
宮川彬良さんは、以前この欄でも紹介しました。新潟でも年明けに行われる子供向けの「お年玉コンサート」の主役でもあります。
番組は五重奏を意味する題名の通り、音楽が中心の構成で、私自身も聞いているだけで楽しめます。子供が自然に音楽、特にクラシックに親しむことのできる番組です。
先日はスッペの「軽騎兵」序曲を聞きながら、息子がノリノリに踊っていました。彼を見ていると、本物に親しみ、感覚で楽しむ大切さを教えられます。
育児日記
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引っ越し準備2

引っ越し準備も佳境に入ってきました。
全部片付けてしまうと生活に支障をきたすので、今は新居の収納を具体的にイメージし、分類を見直し、荷造りを手直しする、という作業をしています。
生活の中には、収納にかかわる些細なストレスが必ずあるものです。
ストレスというほど、自覚のないものであることが多いのですが、これを解決していくと生活がまったく変わります。
例えば、重なり合って取り出しにくい文具、探しにくい書類など。
使う頻度を考慮し、使うシチュエーションを想定して、置き場所、収納の仕方を見直すと、とても気持ちがよく、またモノも輝き始める感じがします。
あまり出番のなかったガラスの小さな器が、輪ゴムの収納にちょうど良かったり、事務机にいまひとつ合わなかった小物入れが、クローゼットで活躍したり。
その小さな喜びを積み重ねています。
収納を検証してみると、いつの間にか無駄に増えてしまっているものにも気付きます。断捨離をしなくても、必要な分だけを持って、気持ちのいい生活を送れるようになりたいものです。
日々つれづれ日記
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引っ越し準備

約2週間後に引っ越しが迫り、準備を本格化させています。
引っ越しは私が堂々と主張する特技のひとつです。
アパートから今の一戸建てに引っ越したときも、翌日にはほぼすべての片付けを終えていました。
コツは特に目新しいことではなく、新居での片付けに時間がかからないよう荷造りする、ということです。
引っ越し日が迫ると、つい段ボールにあれもこれもと放り込んで、とりあえず行ってから考えようと思いがちですが、そこを頑張ってかなり厳密に荷造りします。
処分するものはもちろんのこと、本ならほとんど並べる順番に、雑貨なら収納用品も一緒に段ボールに入れます。
収納ではものに「住所を与えること」が大切だとよく言われます。
行ってみないと住所が定まらないものもありますが、極力新居の細部までイメージをして収納計画を立てると、引っ越しもスムーズに進むと思います。
日々つれづれ日記
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ちまき

知人からちまきをいただきました。
新潟でちまきというと、もち米を笹などで巻いて蒸したものです。
中国地方出身の私は、ちまきというとお菓子だと思っていたので、最初はびっくりしました。中身はもち米で腹持ちもいいので、お昼ごはんにもなります。
今回いただいたのは、村上市の方が作られたちまきでした。
ネットで調べると、灰汁(あく)笹巻きとして紹介されていました。
サザンカの根を焼いて作った灰汁を混ぜ、もち米を蒸したものだそうです。
今回は灰汁は省略し、タンサンを混ぜて作ったということでした。色はクチナシでつける場合もあるようです。
鹿児島にもこれに似た「あくまき」があり、一方で村上市よりも少し新潟市寄りの新発田市のちまきは、正三角形で色はついていないことが多いといいます。
ネットで調べたちまきの情報によると、世界中に類似料理があります。
所変われば変わるちまき。その違いと普遍性を面白く感じました。
来年の節句には作ってみようと思います。
timaki
日々つれづれ日記
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梅しごと

実家の父から梅がどーんと送られてきました。
梅の木が不要になった人に始末を頼まれ、移植したものが24キロの実をつけたそう。
私のところには長い旅をして4キロがやってきました。
一昨年、梅酢と梅干しを漬けましたが、昨年はお休み。今年はまず半分を梅シロップにすることにしました。
氷砂糖を使うものだと思っていましたが、先日知人にいただいた梅シロップが非常においしく、きび砂糖を使っているというので、今回はそれに習うことに。
丁寧に洗ってあくを取り、拭きとってからへたを取っていきます。
これまではブスブスフォークで突き刺していましたが、知人に梅が痛そうじゃない、と言われて納得。実際金属は使わない方がいいそうで、竹ぐしで地道にやりました。
2キロの梅でよくある赤いふたの瓶がいっぱいになりました。
育てる楽しさのある梅しごとです。うめ
季節の便り
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初の動物園

石川県にあるいしかわ動物園に行きました。
カーナビの予測による新潟からは車で4時間半。子連れのゆっくり旅では6時間かかるかと思いましたが、5時間ほどで着きました。
絵本や子供向けのテレビなどでぞうやきりんが出てきても、1歳9カ月の息子には全然ピンときません。そんなわけで普段見られない大きな動物を見せることが今回の旅の大きな目的でした。
暑さ寒さの難しい日で、機嫌が今ひとつだった息子は最初から歩くことを放棄。ベビーカー2台で息子と娘を連れて回りました。
最初はぞう。息子は普段見ているものとの縮尺の違いに戸惑っていたようですが、感嘆の声をあげていました。
チンパンジー、キリンなどはあまり激しく動かず、リアルな生き物だと認識できているのかどうか。
唯一じゃれあって遊ぶリスには目を丸くして見入っていました。
この動物園では天寿をまっとうして亡くなった動物についてのお知らせが散見され、大切にされて老衰で亡くなったケースが多いのではないかと思いました。
規模もちょうどよく、駆け足ながら全部見て回ることができました。
この次に来るときにはきっと、もっと動物がわかるようになっていると思います。
育児日記
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好き嫌い

1歳9カ月になる息子は、最近、食べ物の好みが顕著になってきました。
離乳食をはじめて以来、好き嫌いは全くなく、野菜、豆腐、豆を中心に何でもよく食べました。熱を出すなど体調を崩したことがほとんどないのも、しっかり食べるからだとよく言われます。
それが最近は、いろいろ食べ物の味を覚えてきたせいでしょうか。
あれはいや、これはいや、が始まりました。
加えてもともと性格が慎重なためか、見慣れない食べ物は口にしません。
食べ物を残されるのがもっとも萎える私には頭が痛いです。
今朝は味噌汁の大根を断固として食べず、食べろと叱る家人と根比べ。
大根は大好きだったのですが、今朝はいつもの千切りではなく、いちょう切りにしたせいのようです。
気を取り直して、昼ごはんに、大豆や野菜を細かく切って粉チーズや塩と炒め煮し、パンに乗せて焼いたピザ風を作りました。
大人にはちょっともさもさした口あたりですが、見た目の楽しさもあってか、、息子は黙々と全部食べていました。
ささやかな勝利感を覚えつつ、親の側もやはり努力と勉強が大切だとあらためて思いました。
こどもぴざ
育児日記
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ひとりオーケストラ

調べ物をしていて、秋に私の故郷の山口で開かれるコンサートの、チラシを目にしました。
被災地にエールを送るチャリティーコンサートです。「第九を歌う会」の主催で、チラシでは合唱の参加者を募集していました。
プログラムの中の二曲に、「演奏『神田将』」とあるのに目を引かれました。
神田将(ゆき)さんは、一人でオーケストラに迫る演奏を実現する電子ピアニストです。以前、テレビで見たことがあります。いわゆるエレクトーンは、最近の電子技術で飛躍的に進化していますが、表現力の豊かさで聴衆を圧倒するアーティストです。
演奏されるうち「大地讃頌」は、「混成合唱のためのカンタータ 土の歌」の最終楽章。中学校の合唱コンクールなどでおなじみの曲で、自然への敬愛にあふれた歌を懐かしく思い出しました。
ところで神田将さんのことをあらためて調べていたら、今年の春、新潟の五頭温泉で行われたディナーショーの記事にヒットしました。故郷のコンサートを調べていて「新潟」の文字に当たる小さなご縁は、なんだかうれしいものです。
日々つれづれ日記
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たくましい植物

庭に紫色の花が咲きました。
この家に引っ越してくるとき、庭のあちらこちらに根を張っていた植物です。
不動産会社の人が「ハーブみたいですね。ローズマリーでは」と言っていましたが、あまりの量に転居前にほとんど抜いてしまっていました。
たくましく根を張る植物とは思っていましたが、2年越しで花を咲かせたのには驚きました。敷地の外にも飛び出し、道路にも花を咲かせていました。
植物に詳しい知人に写真を示して聞くと、「フレンチラベンダー」と教えてくれました。淡路島在住の知人で、あちらでは「ラビットラベンダー」というそうです。なるほど、花がうさぎの耳に似ているようにも感じられます。
紫色がとても上品です。
来月にはこの家から転居します。その前にこの花の名前を呼んであげられたのをとてもうれしく思いました。
ラベンダー
季節の便り
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お食い初め

娘のお食い初めをしました。
一生食べ物に困らないように、と願いをこめて、赤ん坊に箸をつけるまねをさせる行事です。
生後100日ほどでやる地域が多いそうですが、ちょうど4カ月の日にしました。
前もって鯛を注文しました。
しけで船が出ず、あまり選べなかった結果、思いがけず奮発することに。
鯛が確保できたことに安心し、ほかは白和え、紅白の酢の物、お吸い物、息子が食べる用に卵焼き。あり合わせで作りました。
最近は食卓に一緒につかせることの多い娘ですが、まねだけでも口につけさせてもらって嬉しそう。心なしか「食べられないのかしら?」という表情にも見えました。
息子のお食い初めも1年半ほど前だったはずですが、もうずいぶん昔のことのようです。子供の成長の早さをあらためて思い、娘のさらなる幸福を祈りました。

たい
育児日記
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