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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

テレビ解禁

育児書には、子供は3歳になるまではテレビを極力見せないように、と書かれています。かかりつけの小児科の先生も機会あるごとに「テレビを見せていませんか?つけっぱなしの家庭は気をつけてください」とおっしゃいます。
というわけで、息子が生まれてからの我が家は生真面目に大人もテレビを見ずにきました。
しかし1歳半にしてついに解禁。
きっかけは一枚のDVDでした。
子供むけの教材の勧誘DMに入っていたDVDをつい再生すると、気ぐるみのキャラクターやダンスに息子が大喜び。
機会あるごとにテレビのリモコンを指さして、再生してと要求します。
こんなに喜ぶなら、と朝のこども番組も2つだけ一緒に見ることにしました。
大人も我慢していたニュースを解禁しましたが、あまりに暗い内容や画像のときは消すようにしています。
もっとも、子供にテレビを見せる場合は、一緒に話しかけながら見ることが肝要だそうです。
我が家の息子も、一人でなら別に見なくてもいいという態度。
一緒に身振り手振りをし、話しながら見るのが楽しいようです。
テレビで覚えたしぐさもいくつかあり、これはこれで彼の表現力を豊かにしているのかもしれません。
育児日記
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暖房談義

北海道にいたころ、冬になると、頻繁に風邪をひいていました。
5年ほどたったときに知人にその話をすると、「夜ずっと暖房つけていればいいじゃないの。そういう人けっこういるよ」とのこと。
西日本で育った私は、寒くても夜は暖房を消すものだと思っていたので、衝撃でした。
その知人は東京出身でしたが、旭川出身の友人も家にいるときはずっと暖房をオン。暖房をつけて眠れば確かに風邪は引きませんが、朝まで罪悪感が残ります。
新潟市近辺に住む知人に聞くと、就寝中は暖房を切るという声が大半。家人も、実家の自室は時に氷点下だったといいます。
ただ小さい子供のいる家庭では、地域に関係なく、一晩つけっぱなしという声も。ネット上で「質問」し、意見を求めている人も多数いました。
我が家は明け方近くまで家人が仕事をしていることもあって、結果的につけていることが多いのですが、子供の体温調節機能を考えると、あまり暖かくしすぎない方がいいようです。寝る前に切って、明け方にタイマーでオンするーというのが落とし所でしょうか。
節電に一層心がけるべき世の中、耐えるだけでなく、うまい工夫を探していきたいものです。
日々つれづれ日記
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水の旅

水道水をめぐる問題が連日、報道されています。
新潟市近辺は今のところ、差し迫った事態ではないようですが、各種ホームページで、近隣の水質状況を把握するようにしています。
この水がどこから来ているものなのかーあらためて考えてみると、無頓着に水を使っていたことに気付かされました。
私の実家は子供のころ、台所などでも井戸水を利用していて、冬は温かく、夏は冷たく、水を「生き物」と感じていました。それが実家を離れてからは、水道水をもっと人工的なものにとらえるようになっていました。
しかし今回の件で、この水が○○水系から○○川を流れ、ここに至るーと水の旅をたどってみると、あらためて水が自然の恵みであることに気付かされます。
流域の自然、人々の暮らし、そういったものもこの水はみんな知っているように感じます。そう思うと、水道水から際限なく流れ出る水を、少しも無駄にはできないという気がします。
大震災、そしてそれ以来の生活の変化に、あらためて私たちの暮らしが自然の豊かな恩恵にあずかってきたことを気付かされています。
日々つれづれ日記
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こどもの観察眼

最近、1歳半の長男の観察眼に、感心させられることがよくあります。
来客のあと、お客さんが飲んだコーヒーカップを両手でそろっと抱えて、もとあった食器棚へ。(当然洗っていませんが)
夕方になって照明をつけると、カーテンを引きにダッシュ。
私が次に何をするか考える時の口癖、「えーっと」も覚えました。
私が立ち止まると、私より先に横で「えーっと」と言ってくれます。
ところで先日、デイサービスに預けると、保育士の先生が「先に帰るほかのお友達のお見送りをしてくれました。ちゃんと姿が見えなくなってからドアを閉めていましたよ」と連絡票に書いて教えて下さいました。家人の真似です。
よく見てほめてくださる先生に感謝。
私は寒いので、来客や家人の見送りの際、ついつい早々に玄関を閉めてしまっていることに逆に気付かされました。
子供が親の後ろ姿を見て成長するなら、親自身がどう生きるかが、子供を育てる上での大きなカギになるのかもしれません。
育児日記
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節電

新潟市近辺を含む東北電力管内は、まだ計画停電が実施されていません。
スーパーも官公庁も事業所も、もちろん個人レベルでも、節電の努力が実っていることも一因かと思います。
今回の件をきっかけに見直してみると、我が家にも節電の余地はまだまだありました。
大人だけならともかく乳幼児がいるので、暖房を全面カットというわけにはいきませんが、厚着をさせれば設定温度はかなり下げることができます。照明も要不要を気にするようになりました。
主には暖房と照明が節電に効果を上げるようですが、IHコンロ使用なので料理も省力化しています。
炊飯ジャーは一度に2、3食分炊いて、電源をオフ。食べる直前にレンジで温めます。煮物は途中まで加熱し、布や新聞紙でくるんで余熱を利用すれば十分な仕上がり。鍋を保温できるカバーを作ろうかと考えています。知っていても特に実行しなかったこれまでの生活を反省しました。
被災された方のことを考えるとあまりに悠長な話かもしれません。
しかし、今回の地震は、生活を見直すたくさんの示唆に富んでいるように感じます。
日々つれづれ日記
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イヤイヤ

俗にイヤイヤ期というそうですが、1歳半を過ぎて、息子の自己主張が始まりました。
反抗期というには適切ではありませんが、思い通りにいかないと、「あん」と言っておもちゃや本を床に投げることも。おもちゃが傷つくと、大変大変とばかりに拾って反省するところがかわいげがありますが。
この時期から2歳を過ぎては自己主張が強くなり、「嫌」ということも増えてくるそうです。
自分で考えて行動する始まりなので、そのまま受け止めるのがよいと言います。
オムツ替えを呼び掛けても知らん顔をしていどこかへ行ってしまうこともありますが、ごはんのときは一目散に食卓に向かってくる姿は子供らしいもの。相変わらず「お手伝い」も好きで、何か手伝うことはないか、常にサーチしている姿もほほえましいです。
時々は辛抱強さを求められますが、子供のよいところを常に見つめて、プラスに受け止めたいと思います。
育児日記
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避難所

新潟市近辺には福島原発近辺を中心に、連日多くの方が避難してこられています。
町内会を通じて市から連絡があり、避難所で毛布やタオル、トイレットペーパーなどの寄付を受け付けているとのこと。早速準備をして届けました。
施設に着くと、家族連れもお年寄りも、たくさんの人が寄付する品物を持って受付へ向かっていました。
いわゆる買いだめ現象はこの近辺でも起きていて、一時消耗品が品薄になったとも聞いていましたが、トイレットペーパーやボックスティッシュもたくさん届けられていました。
受付の市役所の人も、一人一人に深々を礼をし、心のこもった対応でした。
施設の外の遊具は、避難してこられた方でしょうか、いつも以上に多くの子供たちが遊んでいました。
遠く、福島の山々を望むこの町で、少しでも避難してこられた方々が心穏やかな時を過ごされることを祈りたいと思います。
日々つれづれ日記
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被災地への思い

地震の起きる少し前、娘の誕生に際した内祝いを注文していました。
お祝いをいただいた方に被災地の方やそちらに縁のある方はおられませんでしたが、一部は地震後に届き、後ろめたい思いがしました。感謝はもちろん伝えたいのですが、正直なところ、こんなときに少しタイミングが悪いように思っていました。
しかしある新潟の食品メーカーさんから、発送日の連絡とともに「お代金の○割は被災地へ募金させていただきます」というメールが来て、少し心が救われたようにありがたく思いました。このメーカーさんは、最初にやり取りをしたときも娘の名に「天使のお名前ですね。私までうれしくなりました」と担当の方がメッセージを寄せてくださり、温かい対応でした。
最近、節電はもちろんのこと、いつもより質素な食生活を心掛けているという声を、周囲によく聞きます。
おかずを少なくしても、その分被災地に届くわけではありませんが、それでもそれによって、少しでも痛みを分かち合いたいという思いです。
被災地への祈りに似た思いを、だれもがみんな抱いています。
日々つれづれ日記
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計画停電

このブログにはできるだけ日常の中で見つけた明るい出来事をつづりたいと思っていますが、未曾有の大地震を前に手が止まっていました。
被災にあわれた方に心よりお見舞い申し上げ、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。
東北電力が計画停電に踏み切ることになり、新潟市近郊も明日停電する予定です。
冷え込むようですが、今はただ、何か協力できることがあることを、ありがたく思います。
こうした状況になり、日常の中に節電の余地がまだまだあったことを痛感させられました。
多少の不便があったとしても、家族が一緒にいられることの幸せをかみしめつつ、できることをしていきたいと思います。
日々つれづれ日記
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増える語彙

1歳半になる長男の言葉が急速に増えてきました。
一度記憶し、再び正しい言葉を覚えることは、脳のロスにつながると聞き、乳児のころからできるだけ幼児語を使わないようにしてきました。
そのため、「ワンワン」は言えませんが、「イヌ」は言えるようになりました。
また図鑑の魚や虫をひとつひとつ読むようにせがみ、「カニ」などと真似がしやすいものは繰り返して言います。かなりリアルな絵や写真が多く、虫のページはちょっと苦手な私ですが、何に興味を持つのか、わからないものです。
そのほか、目、耳なども言いやすいようです。
相変わらず、パパ、ママという言葉を口にはするものの、正しい意味では使っていない模様。「パパに渡して」などと話すと、意味は理解しているようですが、「パパ」と食べ物に向かって話しかけていて、どういうつもりなのか、よくわかりません。
「いつになったら」と何度家人と苦笑したことか。しかしこれもまた個性だと好ましく見守っています。
育児日記
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