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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

0歳ですがコンサート

新潟で開催中のコンサート「ラフォルジュルネ」。この欄でも何度か書いてきましたが、ついに当日の今日、「0歳からのコンサート」へ行ってきました。
内心、どれくらいお客さんが来るのだろう、と思っていたのですが、会場の新潟市音楽文化会館はベビーカーやおんぶひもで乳幼児を連れたお母さんでいっぱい。子供連れで堂々と出かけられる場所が少ないこともあるのでしょうが、チケットは完売だったそうです。
45分間の声楽のコンサートは、騒いでOK、泣いてOK、いよいよとなったら途中退場OK。それでもいいから子供のころから本物の音楽に親しんで、という主旨だそう。
JSバッハの「ええコーヒーのおいしさったら」やテレビ番組の挿入歌などで旋律がよく知られるヘンデルの「涙の流れるままに」などアンコールを含めて6曲が演奏されました。
会場は当然、常に阿鼻叫喚の様相でしたが、新潟市出身のソプラノ歌手、鈴木純子さんの演奏、MCともにすばらしく、魂が震えるような感動を覚えました。
ちなみに常に動きまわっていたい7か月の息子は、開演前から飽き飽き。それでも歌が始まると、ステージにぴくりと注目したのは、彼なりに響いてくる歌声に何か感じるものがあったのかもしれません。
日々つれづれ日記
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あきらめていた・・・

諦めていた探し物が見つかり、朝からうれしくなりました。
それは、息子が生まれてから3カ月ぐらいまでの写真が入ったデジカメのカード。
プリントアウトはしたもののデータ保存しておらず、青くなって探し回っていました。
家人が新しいカードを買い、空いたそのパッケージに入れておいたというのですが、明らかにその箱は捨てた記憶が。家人にとっては「カードの保証書なのだから捨てるわけがない」というパッケージも、私にとっては空き箱にしか見えず、自分の粗忽さを呪ったものでした。
ところで探しものにはいろいろ、見つかるためのおまじないがあるようで、周りの人が教えてくれました。ヤカンの首にひもを結び、「出しておくれ」と脅す、とか、物を隠してしまったいたずらな妖精がにおいを嫌う「ニンニク〜」と連呼しながら探すとか、神様これからは掃除をちゃんとします、と唱えるとか。
しかし今回ばかりは・・と諦めていましたが、カードはいつも使っているデスクの下の、ごちゃごちゃしたかごの中に。
朝から久しぶりにデスク周りを掃除していたら見つかりました。
神様、これからは掃除をちゃんとします。このおまじないにはちょっと必然性があるかもしれません。
日々つれづれ日記
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春の散歩

春かと思いきや何度も寒さが戻ったので、多少疑心暗鬼でしたが、ようやく本物のようです。新潟近辺は暖かい一日でした。
年が明けて初めて、息子を連れてベビーカーで散歩に行きました。
あちこちの庭や道路沿いで花が咲いていました。
息子はベビーカーやおんぶひもなどで自由に動けない状態がもっとも不満なタイプのようですが、今日は気持ちがよいのか、大人しくしていました。
公園の桜の木の下でしばし、気持ちだけのお花見。
彼にとってはじっくり見る初めての桜だったようで、不思議そうな表情で見ていました。
若いころは満開の桜がきれいだと思ったり、あるいはあまりの華やかさを気恥ずかしく感じたこともありますが、近頃は散り際がもっとも美しく感じます。
緑の混じった桜は、生命力にあふれ、次の季節を予感させます。
そんなに桜についてあれこれ思うのは、やはり日本人だからかもしれません。
桜
季節の便り
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春春春

新潟は桜が満開です。信濃川沿いの桜に華やいだ気分になりました。
続いていた寒さも少し和らぎ、今日は桜の下で写真を撮る家族連れも多く見受けられました。
昨日はようやくタイヤをノーマルに替えました。
また雪が降ると思っていたわけではありませんが、子連れだとなかなかタイヤを積んで出かける機会がありませんでした。タイヤを交換すると、北国では春の気分が高まります。
今年は冬が長かった感があり、ベビーカーで散歩に行く機会がほとんどありませんでした。そのせいか、息子は暖かい外を歩くと、ちょっとまぶしそうに顔をしかめます。
もっと春に敏感なのは、我が家の庭の植物です。前の住人の方が植えたと思われるパセリやローズマリーとおぼしき植物が今年も早々に姿を現しました。
草もものすごい勢いで生長しています。いつ手入れをしようか、少々悩みながらも遅れてきた春に喜びを感じています。
季節の便り
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漬物自慢

パーソナリティーではなく、カルチャーだと最近気付きました。
新潟で知人のお宅に伺うと、壮年層以上の年齢の方は、必ずといっていいほど、お茶受けにつけものを出して下さいます。
それも比較的大きなお皿に数種類。食べきることを予期していない量に感じます。
かなりの確率でケーキやクッキー、あるいはおまんじゅうなどと一緒にテーブルに並び、「これ食べてみて〜」と言われ、そこにいる人たちで「漬物談義」が始まるので、最初はみなさん料理自慢のおばさまなのかと思っていました。でも特別そういうわけではなさそうです。
私の実家でも漬物は漬けていますが、食事の時に出てきて、ごはんと一緒に食べるもの。お客様に、それもお菓子と一緒に出すのはやはり新潟独自の文化のように思います。
私も以前、ぬかみそにはまって、一人暮らしなのにきゅうりを何本も漬けて「たまごっち」を育てているような楽しさを味わっていましたが、家人が減塩志向で好まないので結婚してやめました。
でも新潟のどのお宅でも、出てくるのはしっかりとしたお味のおいしいお漬物。
ぽりぽりといただく度に、我が家でも漬けて、「新潟流」のおもてなしをしようかな、と思います。
日々つれづれ日記
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楽器店へ

久しぶりに楽器店に足を運びました。
熱狂の日音楽祭、ラフォルジュルネ新潟のチケットを買いに。
以前のこの欄で、ネットで買おうか云々・・と迷っていることを書きましたが、久しぶりに楽器店に行きたくなったので、そこで買うことにしました。
中学・高校時代、学校帰りに楽器店に立ち寄るのが好きでした。
艶やかに並ぶ楽器は、見ているだけであこがれをかきたてられ、豊かな気持ちになります。
楽譜を見るのも好きでした。店舗に並んだ楽譜から出合った音楽もあったことを思い出します。
新潟の中心部にある楽器店は、家族連れなどでとても混んでいました。習い事の春、というわけでしょうか。真剣に選んでいる様子の人も少なくないような感じ。私も最新の電子ピアノについ目を引かれました。
今回チケットを買ったのは、赤ちゃん連れOKの「0歳からのコンサート」。久しぶりの演奏会まであと10日。楽しみになってきました。
日々つれづれ日記
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お抹茶とイチゴ大福

新潟市近辺は朝から快晴。
スーパーに立ち寄ったら、イチゴが安かったので買いました。
そのまま食べてもおいしかったのですが、思いついて少しだけイチゴ大福を作りました。
白玉粉に砂糖を混ぜて、何度かレンジにかけながら練り上げると、簡単な牛皮になります。
イチゴ大福ってだれが考えたんでしょうか。あんの甘さとイチゴの酸味が絶妙です。
最近、仕事先でおいしいお抹茶をいただいてきた家人のリクエストで、お抹茶を点てました。何年かぶりです。
以前は当時90代の先生に習っていて、仕事の合間にほっこりとした時間を過ごさせていただいたものです。
お作法もずいぶん忘れてしまいましたが、格好だけは何とかつきました。
イチゴ大福とお抹茶で、優雅な気分を味わえた日曜日でした。イチゴ大福
日々つれづれ日記
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初風邪&内観

7か月の息子が昨夜から鼻をぐずぐず。
熱もなく、いつものように元気に、機敏に動き回っているので、心配はいらないかと思いましたが、初風邪?ということで、念のため小児科へ行きました。
熱もなし、のど・耳も異常なし。
鼻づまりの薬をもらって帰りました。新潟は昨日、雪がちらついていたので、床を這い回っている彼にはなおさら、ちょっと寒かったのかもしれません。
私もちょっと頭が痛いような気がして、昨夜は早い時間に布団に入りました。
でも、こういうとき自分の気持ちを「内観」してみると、風邪を引けば家事を放棄して休めるなあ・・という怠け心があるのに気付きます。
どこかで治りたくない気持ちがあると治らない・・というわけで、普段していないお風呂場の隅の方まで掃除をしているうちに、風邪の気配は消滅。
休みたかったなあというちょっとの失望をいさめながら、いつも通りの日常が暮れていきます。
育児日記
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タケノコの豊かさ

実家の父から掘りたてのタケノコが送られてきました。
固くなるからすぐにゆでるように!!といつも厳命されているので、荷物を引っ張ってそのまま台所へ。同封されたたっぷりのぬかを入れてゆで始めました。
父のタケノコ堀りには子供のころからよくついて行きました。丹念に山を歩き回る父にうんざりして、早く帰りたかった記憶が。掘ったばかりのタケノコの艶やかさよりも、根元のイボが恐ろしく映り、さらに子供の舌にはそうおいしいものにも思えませんでした。
大人になって掘りたてを料理するタケノコご飯がどれだけ贅沢なことかわかりました。新潟の店頭でもタケノコを見かけるようになりましたが、決して安いものではありません。タケノコの下ゆでには時間も手間もかかりますが、それもとても豊かに思えるようになりました。
父のタケノコ堀りでは、根こそぎ食べてしまうのではなく、自然のまま一部を残しておくことを教わりました。今7か月の息子にもいずれ、少々飽き飽きさせながら、タケノコ堀りに同行させたいと思っています。
夕飯にはおいしくタケノコご飯をいただきました。こいのぼりは母の友人のお手製で、こちらも一緒にやってきました。たけのこごはん
季節の便り
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小さい冒険

7か月の息子が、家の中を自在に這い回るようになりました。
台所で火を使っていたり、手が離せないときは、ベビーサークルの中に入れてロックをしていますが、出してと言わんばかりに出入り口にしがみついているので、できるだけ自由に動き回れるようにしています。
離れた本棚まで行っては、最下段の本のカバーを片っ端からはずすのがお気に入り。
弱運転中のファンヒーターの前では、風に驚いて立ち往生。
台所に入ってくると、「危ない」と言いたくなりますが、まずは「よく来たね」と言って、みそや納豆、ねぎなど匂いをかがせると、びっくりした表情を見せます。
床についた両手を軸に、体を滑らせて進んでいく姿は、大海に乗り出す小舟よう。
「なんだろう?」というような輝いた表情を見ていると、彼の日常は小さな冒険に満ちているのだろうと、頼もしく思えます。
育児日記
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