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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

病院食

帝王切開の場合、出産後、10日前後は入院となります。
傷の痛みさえおさまってくれば、家事から解放される貴重な時間。中でも主婦にとっては、待っていれば運ばれてくる食事が楽しみです。
長男を産んだ産院も、食事がおいしくて評判でしたが、今回の総合病院もなかなか。病院食が冷えてまずいというのは今は昔で、熱いものはアツアツの状態で運ばれてきます。
産後なので、授乳等にも考慮された白米や野菜中心のメニュー。素材の味を生かした薄味でありながら、レモンやのりなどの風味で変化がつけられていて、最近健康志向な我が家の食卓にも参考になります。
身体的にも精神的にもリセットされた出産後の身には、いずれも慈味にあふれ、心を満たしてくれます。
手術前の絶食で小さくなった胃袋はあっというまに復活してしまいましたが、つやつやの白米を噛み締めると、子供を育てる力がわいてくる気がします。
妊婦日記
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出産

1月31日、無事に長女を出産しました。
長男のときは長い陣痛から緊急帝王切開でしたが、今回は前もって決まった手術。準備は十分できましたが、わけのわからないまま終わった前回と違い、手術前の麻酔などの処置が長く感じられ、少し緊張しました。
子供のころ、有名アイドルの出産のニュースを聞き、帝王切開という言葉を初めて知りました。子供心に、楽そう!私も手術で産みたい!と大きく誤解しましたが、20年以上後に本当に自分が経験するとは思いもよりませんでした。
私は前回の帝王切開まで外科手術を受けたことがなかったので、術後に傷口が回復するまでがこんなに大変だと初めて知りました。
また手術後も子宮が収縮する後陣痛と呼ばれる痛みがあり、子供を産むのは、やはり大仕事だとあらためて思います。
それでもこの小さな命が、自分のお腹にいたと思うと、不思議でなりません。
麻酔が覚めて、寝返りを打つ練習に始まり、起き上がり、立ち上がり、歩きー。回復までに痛みはあっても、喜びが大きく勝っています。
妊婦日記
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病院ライフ

昨日、出産の帝王切開のため入院しました。
通常は前日の入院ですが、手術日が月曜日なので、金曜日の入院。
説明や診察などを一通り、受けました。
病室に行くと、助産師さんが開口一番、「食べ物にお嫌いなものはありませんか?」
その後もことあるごとに「何かお困りではありませんか」と聞いてくださいます。
手術の説明を受けた際には、「お好みのCDをかけたり、ウオークマンも持ちこめます」とのことで、さらに驚きました。そういえば、一昨年、家人が外科手術を受けたときも、人気アーティストのCDが手術中にかけられていたと聞きました。
単純な医療行為にとどまらず、治療を患者にとって快適なものにする努力がなされていることを実感します。帝王切開のように局部麻酔で行う手術は、意識がはっきりあり、お腹をいじられている感覚が不快なこともあるので、気を紛らわす配慮でもあるのだと思います。
好きな音楽を聞きながら、子供を出産。またさらに当日が楽しみになってきました。
妊婦日記
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明日は入院

出産のための入院を明日に控え、大掃除をしています。
退院して帰ってくるのは、10日あまり後。産後、早々に動き回るわけにもいかないので、あれこれ想定して整えました。
前回、息子を産んだときは、まだかまだかと思いながら42週近くなり、2日間たえまない陣痛を経験しての緊急帝王切開でした。
病院の方針によっても違いますが、一度手術で産むと、二回目以降も帝王切開になるケースが多いようです。
自然分娩にこだわる気持ちがなかったわけではありませんが、無事に産まれてくれればとただ思います。
この10カ月、お腹の子とはたくさんの経験や感情を共有してきました。
エコーで動きを垣間見ていた子供と対面するのは、とても楽しみです。
胎動を感じる毎日に別れを告げ、妊婦生活が終わるのは、少しだけ残念なような気もしますが、両手を広げて、新しい命を歓迎したいと思っています。
妊婦日記
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カウントダウン

出産のための入院まであと数日となりました。
あれも、これも、と思い付くことがあって、ここに来て急に慌ただしく過ごしています。
家事のひとつひとつは些細なことであっても、一日一日に充実感と達成感があります。
子供はどんなに小さくても、自分のきょうだいが生まれることが何となくわかると言われますが、息子を見ていてもやはりそう思います。
赤ちゃん返りというほどでもありませんが、妊娠初期のころに、妙に甘えん坊になった時期がありました。お腹が目立っているわけではないので、やはり何か伝わるものがあるのだと思います。
最近は再び、甘えん坊傾向になっていましたが、それもここ数日で全くなくなりました。しつこく「お兄ちゃんになるけどね、何にも変わらないし、今まで通りでいいんだよ」と話しかけ続けたのが、どこかで伝わっているのかもしれません。
今日は「入院だなんだかんだでしばらく食べられないだろうから」と家人がケーキを買ってきました。甘いものばかり食べているような気もしますが、新しい家族を歓迎する「前夜祭」という感じがして、とても楽しい時間を過ごしました。
妊婦日記
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冷凍大作戦

帝王切開で入院する日が迫り、連日、留守中の食事の冷凍に追われています。
子供の離乳食は、にんじんライス、小松菜がゆ、ひじきごはん等等。
1歳4カ月で、普通のごはんも食べることができますが、まだ軟飯が中心なので、炊飯器でまとめて炊いて、一回分ずつ分けておきます。
その他、カボチャのひじき和え、にんじんのだし煮、にんじんと小松菜の煮物などおかずも。レトルトのベビーフードの助けも多少借りますが、少しでも食べ慣れたものを、と思っています。
家人の方も、毎回自炊するのは不可能で、しかも極端な薄味嗜好。市販のお弁当やお惣菜は苦手で、何を準備しておくか思案のしどころです。
食材のうち、何が冷凍に向いていて、何がそうでないのか、リサーチを重ね、少し詳しくなりました。世の中には私と同じような疑問を持つ人が多いらしく、出産を控えて食事を作り置きする人がお勧めのメニューを尋ねるQ&Aなどが大いに参考になりました。卵焼き、モダン焼き、煮物などもやり方や材料によっては冷凍できるようです。
留守の間の家族の健康を祈りつつ、食事の準備に励む毎日。気付けばあと4日で入院です。
妊婦日記
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出産の不思議

出産が近付いてくると、不思議に、夜あまり眠らなくてよくなります。
一人目を産んだときは、出産指南書の中に「緊張で眠れない人が増えてきます」などと書いてあり、私もそうなのかと思っていました。
しかし今回、そうではないらしいと感じています。
出産後、授乳など赤ちゃんの世話に追われても大丈夫なように、体が産後の態勢の準備をしている、とも聞いたことがあります。
一人目のときは、まさか、と思っていましたが、本当にそうかもしれません。
計ったように3時間ごとにぱっちり目が覚め、それがそんなに大変なわけでもありません。まさに「準備をしている」。そんな感じがします。
出産はそもそもプリミティブなものだと思いますが、それにしても不思議なことがたくさんあります。
それを味わうのもあと3週間。
今度はどんな対面になるのか、日々楽しみです。
妊婦日記
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誕生日の決定

出産する病院へ行き、帝王切開の手術日が決まりました。
お腹の子の誕生日は、1月31日になります。
いつがいいか、家人と何度も相談していましたが、手術の行われる日は週に何回と決まっていて、2月上旬は手術室が混みあっているーというわけで選択の余地はありませんでした。
かかっている病院は、新潟市近郊の、いわゆる基幹病院なので、手術の予定もとても多いようです。
ところで今日は、朝から息子はデイサービスへ。出産で入院するときの練習で、お弁当を持たせて6時間預かってもらいます。
そんなわけでお昼は家人と二人でラーメン屋へ。
3人で外食することはごくたまにありますが、息子の食べられるものがなくて約2年間ラーメンはご無沙汰です。
キムチみそラーメンはとてもおいしかったですが、食いしん坊の息子がいないと、おいしいものを食べてもなんだか寂しさが残ります。
家人もそれは同じだったようで、「なんか寂しいね」と何度も二人で言い合いました。
不自由の中にも、喜びがあることを、あらためて気付かされました。
妊婦日記
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神様がつくったもの

お腹の子の検診に産院に行きました。
エコーで胎児の顔の様子を見せていただいているとき、口らしきものがぱくぱくと動いていました。
「これは呼吸の練習をしているんだよ」と先生。
先生によると、羊水の中にいる間は普通の呼吸はできないけれども、生まれる時期が近付くと、こうして息をする練習をし始めるそうです。
「神様がそんな風に作ってくれたんだね。すごいもんだ」という先生の言葉に感動しました。
妊娠、出産は神秘とよく言われますが、人智を超えた力が厳然とあるように感じます。
この産院での検診はきょうで終了。新年からは出産する総合病院へ移ります。
アットホームで、丁寧に診て下さるこの産院では、これまで知らなかったことをたくさん教わり、またいつも和やかに過ごさせていただきました。
お腹の子が生まれたとき、話して聞かせたいことが、またひとつできました。
妊婦日記
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出産準備

気がつけばお腹の子はもう32週、9カ月です。
28−30週ぐらいになると、急にいつ入院になってもよいように準備を、と言われていますが、今回は二人目の余裕でのんびりと。ようやく今日になって、一通り荷物をそろえました。
出産経験があっても、何年かたつとすぐ忘れてしまって、妊娠の経過や成長具合の相談などをしてもあまり当てにならないとよく言われます。妊娠や子育てという人生の一大事の詳細を忘れてしまうものかな、と思っていましたが、私もわずか1年半の間にすっかり記憶喪失になっていました。○カ月ごろどんな様子だったのか、妊娠中も出産後も、よく覚えていません。
それでも入院に必要なものを確認しながらそろえていると、息子と初めて対面したときの感動がよみがえります。あのとき、生まれた直後にしてはふさふさの髪の毛をしていた息子は、今では頼りないながらも自在に歩きまわるようになり、豊かな表情を見せています。
今度の子は一体どんな個性の持ち主なのか、どんな表情を見せてくれるのか、今から楽しみです。対面まであと1カ月半ばかりとなりました。
妊婦日記
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