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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

一カ月の成長

1月の終わりに生まれた娘の、少し早い1カ月検診のため、病院へ行きました。
よく飲み、よく眠る普段の様子を見ていて、全く心配はしていませんでしたが、やはり順調に成長。
体重は1カ月足らずで500グラム以上、増えていました。
待ち時間が40分以上ありましたが、娘はガタガタとベビーカーで移動してもどこ吹く風ですやすやとおやすみです。診察前の採血で少し泣いていましたが、その後はまた爆睡。
どこであろうと寝たいときには寝る様子に、さらに安心感が増しました。
診察してくださった先生は、非常に対話を大切にされるタイプの方で、「お母さん、家で何か困っていることはないろかね」というなまり混じりの言葉に温かみがあふれていました。
寒い季節に乳児を連れて移動するのはそれなりに体力も神経も使いますが、娘の成長にほっと一息。
産まれた直後にはいろいろ検査を重ね、新生児集中治療室のお世話にもなっただけに、健康であることをありがたく感じました。
育児日記
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町内の人たち

町内会費を集めるために、ご近所をまわりました。
回り持ちの組長の仕事のひとつです。
一般的に給料日となっていることの多いこの時期の2日間に集めることにし、お願いの紙を各戸へ入れておいたのですが、一週間ほど前からちょっとした憂鬱でした。
町内会費は一般的に決して安いとは思われない○○円。
気の進まない人がいたり、あるいは留守が重なったりするのでは・・と思っていたのです。
ところが、実際はほとんどのお宅で玄関にすでに封筒にお金を入れて用意してくださり、向こうから持参してくださったり、留守番のお子さんが預かっていて手渡してくれたお宅も。
新潟市近辺は寒の戻りでぐっと冷え込んだ夜でしたが、訪ねたお宅のどこでも温かい気遣いに接し、心が温まりました。
家々の明かりが、ことさらに温かく思えた夜でした。
日々つれづれ日記
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春の喜び

新潟市近辺は急に気温が上がり、暖かい日が続いています。
きょうは下の子を家人に頼んで、息子を連れて近所を散歩しました。
息子が生まれたのは一昨年の9月。すぐに寒くなり、春は雪どけが遅く、あっという間に猛暑が来て、再び冬。というわけで、あまり外を散歩する機会がありませんでした。
自分の足で自在に歩けるようになった喜びもあってか、息子は歓声を上げながら、右へ左へ歩いたり走ったりしていました。
きょうは犬の散歩中の方もちらほら。威勢良く吠えられて息子はびくっとしながらも、立ち尽くして興味深そうにじっと見ていました。
昨年の今頃は「春よ来い」を口ずさんでいましたが、今年は春の訪れが早いのか、気分は「春が来た」です。
よく歩いた息子は暖房を切った部屋で、日差しを浴びながらいつもより長くお昼寝。
山も川も草も木も、一斉に春を謳歌しているような一日に、しみじみ春の幸せを感じました。
季節の便り
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男女の違い

産まれた娘のその後の状態を確認するため、助産師さんが訪問してくださいました。
助産師訪問は自治体の制度です。
長女の発育は順調。むしろ一日あたりの体重増加量は標準の2倍で、ひと安心でした。
助産師さんのお話の中で、男女の違いを興味深く聞きました。
いわく、男の子は母親に甘えるなどといった精神的充足を求めるけれども、女の子はオムツがえや授乳など生理的な欲求が満たされれば満足して寝る子が多い。女の子は生まれたときから自立しているのだと。
よく「女の子は男の子に比べて育てるのが楽」と言われますが、俗説だろうと心の中で蹴散らす勢いで長男を育てていました。しかし、長女に接していると、納得するところがあります。3時間ごとに起きて空腹やオムツ交換を求める以外、ひたすら寝ていて、新生児の世話はこんなに楽だっただろうかと首をひねる思いでした。
ところで、この話を聞いていた家人は「もう自立しているなんて寂しいなあ」としきりに言っていました。楽で良かったと思った私とは大きく異なり、これもまた男性、女性、父親、母親の感じ方の違いかもしれないと思います。
育児日記
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オムドリア

オムドリアを作りました。
年末年始に帰省していた姉が、全国チェーンのファミリーレストランで食べたといってメールを寄こしました。それ以来気になっていたメニューです。
日本で最大級と言われる料理レシピサイトには、ほとんど「オムドリア」は載っていませんでした。姉と同じチェーン店で食べたと思われる人の個人ブログなどを見て、半ばイメージで作りました。
本来はチキンライスだと思いますが、今回は玉ねぎとニンジンを混ぜたツナライスをベースに。ホワイトソースをかけて、フライパンで半熟加減にした卵を乗せ、溶けるチーズを振りかけてトースターで焼きました。
家人の評はまずまず。ケチャップとホワイトソースのコントラストがよい感じです。ライスの代わりにナポリタンでも試してみたいと思いました。
このファミリーレストランは新潟市内にもあるようなので、機会のときに本物を味わってみたいと思います。「料理上手になりたければ外食しろ」という言葉がありますが、ファミレスやコンビニのメニューにも、学ぶところは多いように思います。
時間になるとごはんが出てくる入院生活もそれなりによかったですが、やはり家族のために台所に立つ喜びに勝るものはありません。
今日の料理
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町内のきずな

住んでいる町内の組長(班長)をすることになりました。半年の任期です。
通常は、回覧を管理したり、配布物をポスティングしたり、町内会費を集めたり、といったことが中心だということでした。
今住んでいる町内は古くからの世帯もありますが、多くはいわゆる新興住宅。続々と新しい家ができています。
そのためか、先日町内の集まりに行った際には、「どんどん家が建ち、組内の世帯が増えて、仕事が増えている」とか「気付くと入居しているのでタイムリーに把握しきれない」などといった意見が出ていました。
回覧をあらためて見てみると、こんな名前の方々がお住まいだったのか、とあらためて気づきます。散歩のときなど、何軒かは目にすることはあっても、子供さんが何人おられるかわからないお宅もあります。
それが配り物にまわると、思いがけず明るい笑顔に出会い、とてもうれしくなります。
顔のみえるお付き合い、人とのふれあいは、人間がもっとも本質的なところで求めているものかもしれません。
日々つれづれ日記
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きょうだい

出産を終え、無事に自宅へ戻りました。
15歳以下は病室に入れない病院だったので、息子が赤ん坊に対面したのは、退院当日。
「妹だよ」と顔を見せると、不思議そうな表情を浮かべていました。
帰宅する車で隣同士のチャイルドシートに乗っている間も、「おまえなんだ、おまえだれだ」という表情。
しかし自宅に戻るころには、何となく理解したのか、妹の頭をなでてにこにこするようになりました。
オムツ替えや授乳も興味津々に見守り、新生児用のオムツや着替えを運んでくることもあります。
今のところ、赤ちゃん返りをする様子はなく、一緒に新しい家族を歓迎している様子の息子に、また成長を見る思いです。
これからきょうだいとしての長い時間をどう過ごしていくのか、二人の寝顔を見ながら楽しい想像をめぐらせています。
育児日記
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NICU

一月末に生まれた娘は、出産後、一時的に呼吸が乱れ、そのまま新生児集中治療室(NICU)に入りました。
帝王切開ではよくある症状だそうで、すぐに酸素マスクは外れましたが、そのまま一週間程度は経過観察をすることになりました。
最初は一日に二回、予約をした時間に面会。よくテレビで見る、感染を防ぐスモックのようなものを着てマスクをつけ、厳重に手を洗ってとなりの病棟にあるNICUを訪ねました。
やがて、ほぼ三時間おきに娘が泣く度にNICUから携帯電話に連絡が入り、授乳に通いました。隣で泣くのとは違う、寝過ごせない緊張感がありましたが、それ以外はのんびりと過ごし、期せずして自分の回復に専念できました。
その生活も晴れて終了。私の退院目前にようやく娘と同室になりました。NICUのスタッフの方から渡された手作りのノートには日々の娘の成長が、絵や写真入りで記され、心が温まりました。
温かく見守って下さったスタッフの方、そして生まれてすぐに健康であることのありがたさを教えてくれた娘にも感謝。
もうすぐ退院し、新しい生活が始まります。
育児日記
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病院食

帝王切開の場合、出産後、10日前後は入院となります。
傷の痛みさえおさまってくれば、家事から解放される貴重な時間。中でも主婦にとっては、待っていれば運ばれてくる食事が楽しみです。
長男を産んだ産院も、食事がおいしくて評判でしたが、今回の総合病院もなかなか。病院食が冷えてまずいというのは今は昔で、熱いものはアツアツの状態で運ばれてきます。
産後なので、授乳等にも考慮された白米や野菜中心のメニュー。素材の味を生かした薄味でありながら、レモンやのりなどの風味で変化がつけられていて、最近健康志向な我が家の食卓にも参考になります。
身体的にも精神的にもリセットされた出産後の身には、いずれも慈味にあふれ、心を満たしてくれます。
手術前の絶食で小さくなった胃袋はあっというまに復活してしまいましたが、つやつやの白米を噛み締めると、子供を育てる力がわいてくる気がします。
妊婦日記
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まぶしい成長

私の入院中、一歳五か月の息子は、日中、デイサービスに預けています。
子供を連れて頻繁に遊びに行っていたプレールームと兼ねているので、保育士の先生やお友達に本人も慣れています。
それでも毎日となるとどうだろうと思っていましたが、送っていく家人の話によると、眠そうな日もその施設のドアを開けると、家人に「タイターイ(バイバイ)」と手を振って楽しそうに飛び込んで行くとのこと。
いつの間にか食事もスプーンを握って自分で食べられるようになり、「せんせい」や「ママ」という言葉も出始めたそう。子供の成長はまぶしい限りです。
父親と二人の生活をどう過ごすのだろうと思っていましたが、いつも通りよく食べて寝てお手伝いもしているとのこと。病院の助産師さんの「子供はそれなりに事態を受け止めて頑張るみたいですよ」という言葉に頷きました。
一方で私のいる病院に来ると、知らない場所で点滴につながれているのが怖いのか、いまだにあまり近づいて来ず、少々複雑です。
先日家に電話をかけ、家人が息子の耳に受話器を当てたときに、名前を呼びかけると「わー」という歓声が上がり、切り際に「タイターイ」と言っている声が聞こえました。
ちゃんと伝わっている気がして、温かい気持ちに満たされました。
育児日記
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