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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

あっという間に

1月は行くーとよく言いますが、あっという間に1月末です。
最近は雪かきに時間を取られるせいか、すぐに一日が過ぎ、その上、多少は疲れているのか、眠くて夜中に起き出せないことが続いていました。
とはいえ、雪かきが嫌なわけではありません。
義父にコツを教えてもらってから、かなり楽になってきました。
スコップの先が駐車場のコンクリートに触れるときの喜びが何とも言えません。
義父が息子に子供用スコップを買ってくれたので、適当に遊ばせながら雪かきをすることができます。娘はすぐ背中でぐっすり眠ります。これはこれで、ずっしり重いのですが・・・。
大雪の日は道ゆく人とも心の距離が近いような感じがして、いつも以上に言葉を交わしたり、天気の話をしたりもします。
新潟でも、雪おろしが必要ない、比較的雪が少ない地域であるからではありますが、雪が生活の一部になってきました。
季節の便り
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言葉のまね

2歳の息子は、どんどん新しい言葉を覚えています。
絵本を指しながら、「きゅきゅう」(気球)、「かんらんしゃくるくる〜」など、いつの間にか覚えていることに驚かされます。
一方、まもなく1歳の娘も言葉らしきものを発しましたが、初めての一言は「やめて〜」でした。
息子が娘におもちゃを壊されそうになったり、とられそうになったりしたときに、「やめてやめて〜」というのをまねしたのではないかと思います。しかしもとはといえば、私が息子に言っているのだと、省みました。
そして最近、息子の口癖になってきのは「だめだ〜!」
靴下を自分ではこうとしてうまくいかないとき、食べないとみなして私が食器を下げようとしたとき。要するに、自分で「できない」という意味と、他人へのダメだし、両方です。これも、私が自分で何かをやろうとしてできないときに、何度か口にした記憶があります。「だめだ〜」聞いているだけで、萎えるネガティブな言葉です。
大げさに言えば、他人の言葉によって、自分の言葉の響きを知る、ということでしょうか。
子供は周囲の大人を反映した言葉を使う、と痛感しました。
よき言葉、プラスの言葉を極力使いたいと、息子に教えられています。
育児日記
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雪かきの仕方(2)

大雪に見舞われ、一晩でどっさり積もりました。
幸い、ふかふか雪だったので、地道にスコップにダンプで積んでは、庭に滑らせて積む、という作業を繰り返しました。
背中に娘を背負っていて、雪かきの作業において、非常に可動域が狭かったので、いつもより時間がかかりました。
どうしても駐車場から近い庭の端に雪を積んでしまい、堤防のように高くなってきたので、助走してダンプで積み続けました。堤防部分をくずして、庭の奥の方に押しやった方がいいとはわかっていますが、うしろをついてくる息子が体の半分くらい雪に埋まってしまうので、雪の少ない庭の端部分に積み続けたーという事情もあります。
義父がまたふらりとやってきて、驚いているので気をよくしていたら、「もっと楽なやり方があるのに」という意味でした。堤防部分をあっという間にくずして、庭の奥の方へ運んでくれました。
雪国に10年住んで、常々思うに、雪かきには暗黙の了解がありすぎます。
ぜひシステマティックに理解したく、いろいろネットで調べるのですが、断片的な情報ばかりで、マニュアル的なものが見当たりません。雪国の自治体で、転勤者向けなどにまとめているところはないでしょうか。
義父がちょっとしたコツを教えてくれて、それを実践するも、深い雪を踏み抜いてはまったりしつつの雪かきでした。
あっという間に時間が過ぎてしまう雪の日。あきらめというには楽しんでいるこの気分は、雪国的なのか、それともnewcomer的なのでしょうか。
季節の便り
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重曹パワー

食器洗いに、主に重曹を使うようになりました。
もとからある、ちょっと環境にやさしそうな名前のついた洗剤もそのままおいてありますが、ほとんど使わなくてよくなりました。
普段は重曹を入れた水につけおき洗い。
揚げ物に使った鍋も、廃油を移したあとに、重曹をふりかけて残った油を吸い取り、さらに重曹ペーストを入れておけば、ずるずるが取れます。
洗い物の最後にシンクを磨くときも重曹を使います。
重曹を使わない方がよい食器もあるそうで、木の食器を洗うときは多少気を使いますが(いずれにしろ油ものを入れないお椀なので、何もつけなくてもそこそこきれいになります)、だいたいこんな調子できれいになります。
重曹には料理用、工業用などのグレードがあり、たまたま読んだ重曹活用指南本では、掃除であっても料理用を使うよう勧めていました。しかし、それを読む前に買ったので、工業用グレードの掃除専門重曹を使っています。
因果関係はわかりませんが、手の荒れが多少気になっています。単に冬だからかもしれません。いずれにしろゴム手袋を使い、次の買い替え時には、料理用のグレードのものを買おうと思っています。
日々つれづれ日記
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大根葉

知人宅で大根葉の煮物をいただきました。
昨年11月に大根を収穫した際、塩漬けにしておいたといいます。
煮物とは珍しいと、別の知人が何人かそう言っていましたが、春の七草のスズシロであることを考えると、決して変わった調理法ではないはずで、これも大根葉を食べる機会が少ないということかと思いました。
事実、関西の都市部に住んでいる知人は、葉は手に入らず、たまに入手すると「おしいただくように」大切に炒めて食べるといっていました。
新潟では今も大根葉を塩漬けにしたり、干したりして保存しておく人をよく見聞きします。
以前青森の人と話しているときにも同じことを言っていたので、雪国に共通するのかもしれません。
ビニールハウス栽培や南国の野菜が流通する前、冬場に青菜を食べるための知恵だったのでしょうか。それが今も残っているのを嬉しく思います。
消費者や流通の都合で葉が捨てられているとしたら、それは残念なことです。
煮物はとても慈愛に満ちた味がしました。秋の畑の名残を連れてくるような味。大切に保存され、調理された味でした。
今日の料理
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石油製品と生活

ホルムズ海峡の情勢不安がニュースで伝えられるようになってから、何を買うにも使うにも、これは石油製品だろうか、だとすれば代替品は何があるだろうか、と考えるようになりました。
ガソリン類はもちろんのこと、石油が化学製品の原料であることを考えると、プラスチック、衣類など、生活の多くが石油に深く結びついていることに、いまさらながら気づかされます。
平和は心から希求しますが、こうしたネガティブニュースは生活を見直すきっかけとしてとらえることができればと思います。
これがない時代にはどうしていたのかーそこから思考を始めることができれば、変えられるわけがないと思っている今の生活に変化の余地があるように思います。
原油の可採埋蔵量ーそれは技術の向上や、たとえば油田の発見などで今後変わるものですがーは、現時点で半世紀を切っているといわれます。有限である資源をどう生かし、生活を見直していくのか、考えるときと知らされるような、そういう出来事が続いていると感じます。
日々つれづれ日記
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塩麹

はやりの塩麹を使ってみました。麹と塩を混ぜてつくる漬物床で、野菜以外もいろいろバリエーションが楽しめます。
義母がいただきものを分けてくれました。
一年ほど前からレシピサイトで人気が出て、テレビで何度か取り上げられ、興味は持っていたのですが、塩分を気にして漬物関係全般を食べない家人の好みには合わないだろうと、あえて使いませんでした。
いただいた塩麹はそんなに量が多くなかったので、ゆでたまごをごく半熟にして、漬けて、ラーメンの上に乗せていただきました。
私はそもそも麹がとても好きですが、うまみが凝縮されていて、とてもおいしくなりました。
ほかにご飯に入れて炊いたり、いろいろな楽しみ方ができるようです。
もっともやはり塩分は強く感じられました。
我が家のレギュラーメンバーには難しいですが、また時々試してみたいと思います。
今日の料理
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どんど焼き

関西の知人がブログに左義長(どんど焼き)の写真をUPしていました。
昔ながらに、田に竹を組んで門松や書初めを燃やすあれです。
新潟付近でもやっている地域があるのでしょうか。
年が明けると、松飾りの処分をどうしようか、少々悩みます。
しめなわは神社に関係のあるものなので、初もうでの際にお焚きたげのところに納めることができる場合が多いですが、門松や松飾りは受け入れないところが多いようです。先日立ち寄った神社で念のため聞いてみたら、「断っているんだけれども持ち込む人が多く困っている」ということでした。
新潟付近で検索したら、新潟市の白山神社では1月15日の小正月のどんと祭りで松飾りや門松を燃やしているーとわかりました。
とはいえ、白山神社にその時期にお参りはできなかったので、我が家では今年も塩で清め、きれいな紙に包んでごみに出しました。
最近は、門松のネット通販で、処分も含めた「往復セット」が出ているといいます。左義長が少なくなって、かといってごみには出したくないという心理に配慮したサービスでしょうか。
関西の知人も、地球温暖化を気にしながらの左義長だったと書いていました。変わる時代を感じます。
季節の便り
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オータムポエム

知人からオータムポエムをいただきました。
中国野菜のコウサイタイとサイシンを掛け合わせた青物野菜です。
オータムポエム=秋の詩。
きれいな響きの名前ですが、新潟近辺では冬に多く見かけるのになぜ秋なのでしょう。
調べても結論は出ませんでしたが、特定の種苗会社の品種名なので、別名の「アスパラ菜」の方が一般名詞に近いようです。
以前一度、同じ知人にいただいたことがありましたが、その時はものすごく苦いイメージがあり、いろいろ試した結果、マスタードと醤油を合わせ、個性をぶつけ合うと苦味が和らいで感じられていいと思いました。しかし今回は以前感じたほどではなく、普通に醤油で炒め、卵と合わせました。
オータムポエムは、同じアブラナ科の菜の花に似た花をつけます。なんとなく小さな春が咲いたようで、少しうれしくなる野菜です。
今日の料理
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にいがた国際映画祭

最近は朝夕、テレビニュースを見るようになり、今月新潟市で「にいがた国際映画祭」があることを知りました。新聞には目を通していたつもりですが、見落としていたのか、そのようなイベントがあること自体、知りませんでした。
アジアを中心とした他国・他地域の映画を中心に上映するという主旨。上映作品はぜひ見てみたいと思うものがいくつかありました。
そのひとつは「再会の食卓」。
台湾の老兵が生き別れになった元妻を40年ぶりに上海に訪ねるという報道に着想を得た作品、といいます。
私は決して映画が好きな人間ではなく、むしろ活字好きであるがゆえに、うとい部類に入ると思います。それが見てみたいと思う作品がいくつもあるのは、この映画祭が「市民性」を大切にしていて、実行委員の中には「映画なんて今まで数えるくらいしか見たことがない」(HPより)からなのかもしれません。
たいていの映画祭のように「通」であることを要求されない感じがして、親しみを覚えています。
日々つれづれ日記
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