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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

再び、1000キロの旅

再び1000キロの旅をして、帰省先から自宅へ帰ってきました。
新幹線で博多に出て、空路新潟へ。
行きは新幹線と飛行機の接続が悪く、1時間以上博多駅で待ったので、ドアツードアで考えると7時間半近くかかりましたが、帰りは早めに実家を出ても6時間弱。飛行機に乗っている時間も15分ほど短く、とても楽です。
息子は1歳で、家人と交互にひざに抱いていますが、自由に動けないのが不満らしく、目の前に挿してある機内誌を引っ張ったり、キャビンアテンダントさんにもらったおもちゃを投げてみたり。周囲の方にも申し訳なく、大人だけで乗るとあっという間の飛行機も、ずいぶん長く感じます。
それでもこの旅の楽しみのひとつは、福岡空港でのお土産屋さんめぐり。
おいしいものに目がない家人は明太子と長崎の老舗がつくるカステラ等を手にしてご満悦でした。
そして旅の最大の楽しみは、帰りに父が持たせてくれる手作りのお弁当。
帰って買い物や食事の支度を何もしないで助かる上、おいしくていつものように家人と先を争って食べました。
そのうち息子が食べられるようになると、この量では足りません。
ちちのお弁当
日々つれづれ日記
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祖父の法要

実家で祖父の33回忌の法要が執り行われました。
法要といえば、子どものころは正座に長い話と、それ自体が苦行のように感じていましたが、大人になってみると、違った感慨があります。
実家は曹洞宗で、「般若心経」には子どものころから親しんでいましたが、久しぶりにお経本を広げて読むと、昔はひらがなでしか認識せず、音からのイメージしか持てなかった語句が、漢字表記と少しばかりの背景知識によって、意味を伴い、くっきりと形を表してきます。ひらがなで理解し、子ども心に面白い音に感じられていた言葉が、生や死について深い真理を語っていたことに気づかされます。
物ごころつく前に亡くなった祖父の記憶は全くなく、にこやかな遺影の写真一枚でしか、私は祖父を知りません。それを小さいころから残念に思っていましたが、法要では久しぶりに顔を合わせた親戚から祖父の思い出を聞き、自分なりに人物像を描きました。エピソードもそうですが、日常の些細な言動について聞くと、生前の祖父に少しだけ近づき、そこにつながる自分が見えてくる感じがします。
亡き人を悼み、自分の生を省みる。
ご住職の言葉を、自分なりにかみしめています。
日々つれづれ日記
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父の古希祝い

新潟から1000キロ旅をして、実家に帰省中です。
祖父の法要のためですが、今回は関西在住の姉夫婦とともに、父の古希祝いをしました。
プレゼントはホームベーカリー。
料理好きの父は、今でも第二の職場で働きつつ、台所を担っていますが、各種ボランティアや地域のお役に、あきれるほど忙しい日々。
長年、パン作りには興味を持っているものの、なかなか挑戦する時間がないというので、とりあえずホームベーカリーに助けてもらうことにしました。
これでおいしいパンを食べて、長生きしてもらおうと思います。
お祝いの食事は、父の指示で私と姉が作りました。
手順ひとつにもこだわりがあるので、厳しいお姑さんに指導を受けるのはこういう感じだろうかと思ったりもしましたが、今、多少なりとも自分が料理や食にこだわりを持っているのは、父のおかげのようにも思います。自宅で台所に立っているときも、教えられたことをよく思い出します。
ところで、お祝いの席で、1歳の息子は私の母のまねをしてしきりに万歳や拍手、合掌をし、場を盛り上げていました。そのサービス精神が、伝え聞く家人の子どものころを彷彿とさせました。
帰省するたびに、家族の確かなつながりを感じています。
日々つれづれ日記
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断捨離!

ここ2、3日、家中の不要品を片付けていました。
最近は「断捨離」といって、ちょっとしたブームです。
「断捨離」とはヨガの行法哲学から来る言葉で、不要なものを捨て、モノへの執着を放ち去り、心の掃除をするーといった意味で使われているようです。
さて、掃除を始めてみると、できるだけ不要なものは持たず、買わず、シンプルに暮らそうと思っているのに、いつの間にかモノが増えていました。
台所では数年前にベーグルを焼いたきり使っていなかった全粒粉が変色。
クローゼットでは、何年も「来年は着るかも」と思って取っておいた服がひと山。いつもはよくわからないので放置している家人の服にも手をつけ、ほとんど着ないまま首まわりがサイズアウトしてしまったカッターシャツ類を発掘しました。
リサイクルショップで引き取ってもらえるものは引き渡し、比較的きれいな紳士物は、路上生活者の支援団体で寄付を受け付けているというので、そちらへ送りました。
先日経済紙で読んだ記事に載っていた、断捨離専門家(?)のクローゼットは、幅1.5メートルほどのラックに洋服が何着かすっきりおさまっているのみ。シーズンごとに少ない何枚かを着て、季節が終わると処分するということでした。
そこまでの域には達せられず、簡単にモノを捨てることにはちょっと抵抗もありますが、できるだけシンプルに生きたいと、捨てる痛みを味わうとなおさら思います。
日々つれづれ日記
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栗おこわ

栗おこわを作りました。
いつも行く新潟市近郊の直売所が今日、栗の特売をやるというので、1週間以上も前から夕飯は栗おこわ!と決めていました。
子供のころ、ゆでた栗をスプーンでむいて栗ごはんを作った記憶がありますが、今回は栗の形を残すために初めて生栗からやってみることに。
お湯にしばらく漬けておき、鬼皮をむいていきます。包丁を差しこみ、鬼皮がぱりっとはがれるとそれだけでツイているような楽しい気分になります。
渋皮にはちょっと手こずりましたが、1時間ほどで1キロをむきました。
2合の栗ごはん2回分ほどです。
むいてからすぐに砂糖でもみ、一度冷凍してから使うと変色しないと聞いたのでトライ。
白だしを使ったので、ごはんの色もそう黒っぽくならずに落ち着きました。
それにしてもいがに鬼皮、渋皮と本当に栗というのは、実を大切に守っている感じがします。
栗むき器を買おうかな、とも思うのですが、やはり敬意を表して、包丁で頑張ってむきます。栗ごはん
今日の料理
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ベジタリアンのためのカレー

新潟市内の自然食品の店に立ち寄った際に、ベジタリアン向けのカレールウを買いました。
一般にカレールウにはビーフやポークのエキス、チキンブイヨンなどが使われているものが多いですが、これは動物性の原料を使っていないことが売り物。魚や卵も含め動物性たんぱく質を一切摂らない「ヴィーガン」の友人に教えてもらいました。
パウダー状で、そのままなめてみると、ココアパウダーの味が強い気がしました。ほかにピーナッツペーストも使われていて、比較的あっさりとしたルウです。
健康的及び地球環境的見地から、我が家では牛豚肉をほとんど食べなくなってきました。コンソメやルウまで徹底的にこだわるつもりはないのですが、以前から市販のルウの脂っぽさが気になり、最小限の使用に抑えていたので、試してみたいと思っていました。
今回はなすやトマトが多めの、「さよなら夏カレー」
材料のせいもあって甘みが引き立っていましたが、家人の口にも合ったようです。
今日の料理
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ダムコンサート

新潟市のお隣、新発田市の内の倉ダムで10月16日にコンサートが行われる、という記事を読みました。
内の倉ダムは全国でも珍しい中空重力式ダムで、中に約500人が収容できる空洞があるとのこと。
その中で毎年、シンセサイザーや民謡など、地域のグループ、演奏家らが出演するコンサートを開いているということでした。
この場合は人工ですが、自然の残響を利用するコンサート会場といえば、山口県の鍾乳洞を思い浮かべます。
私は閉鎖空間が苦手なので、ちょっと足を運ぶにはためらいがありますが、あいさつの声も聞きとれないほどよく響くといいます。
自然の中で聞く音楽には、特別の風情がありそうです。
それにしても、地元の思いがけないところに、「全国でも珍しい」があるものです。内の倉ダムの近くには行ったことがありますが、そんな特徴を持つとは知りませんでした。
日々つれづれ日記
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なすのとげ

なすのヘタを外そうとしたら、人差し指に激痛が走りました。
ヘタが生き物のようにぴたっと指に張り付いていて、虫?とあせって流水にあてましたが、痛みは引かず。食事を作り終え、食べ終えてもまだ痛いので、家人がネットで調べてくれました。
何か毒でもあるのかな、と思っていましたが、そもそもへたに小さなとげがあるのですね。
小さくて取りにくく、取れずに外科で切開した人のケースもネット上に出ていて、ちょっと焦って、抜きにかかりました。
そもそも肉眼で見えず、指の腹が直径2ミリほど白っぽくなっているので、かろうじてまだ刺さっていると判断できる次第。
ライターで焼いた針でつつきまわして、ようやく抜けたようなので、消毒液を振りかけておきました。
後で調べてみると、農家の方のご苦労が多いので、とげなし品種も研究されているとのこと。主婦歴の長い知人に何人か聞いたら、知らなかったという人もあり、へたは触らず最初に落とすという人もあり、でした。
しかしこの年になってくると、何年も触っていたなすにとげがあると知らなかったことがなんだか面白く、ちょっと笑えます。
こんな調子で、あらゆることを楽しんで受け止めたいと思いました。
ちなみになすは新鮮なほどとげがしっかりしているそうで、大変おいしかったです。新潟市近郊でとれたという米なすでした。
日々つれづれ日記
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水族館デビュー

新潟市の水族館、マリンピア日本海へ行きました。
1歳の息子にとっては、これが水族館デビュー。
大きな深海魚やカメなどはピンとこないのか、あん?という調子で一瞥していましたが、色とりどりの熱帯魚はわかりやすかったのか、身を乗り出して指さし「WOW WOW」と叫んでいました。イルカショーも高く飛び上がるイルカに、拍手パンパンをしながら釘づけでした。
旭山動物園が注目されて以降、各地の動物園、水族館などで次々に新しい取り組みがされているといいます。
北海道の水族館では、イルカショーのMCを漫才調に改善し、集客に効果をあげたと聞きました。ほかにも夜公開したり、ワインを傾けながらのイベントと組み合わせたり、さまざまな客層を呼び込もうと努力しているようです。
その影響があるかわかりませんが、マリンピアのイルカショーのMCも「数年前より増えたし、面白くなった」と家人。会場の小学生を選んで、イルカと握手してもらうシーンも、参加型の印象を与え会場を盛り上げていました。ここでは夜の動物をみてもらう「お泊まり水族館」といった取り組みもしているそうです。
お弁当を作って行きましたが、暑すぎて家に帰ってから食べました。
週末らしい一日でした。
水族館の弁当
育児日記
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みかんライス

最近は人気テレビ番組の後押しもあってか、ご当地グルメが注目されています。
今日は前から気になっていた「みかんライス」を作りました。
100%のオレンジジュースにコンソメ、塩こしょうなどでごはんを炊きこんだものです。
・・と話すと、十中八九、エー☆☆☆という反応が返ってきますが、おいしいのです。
みかんどころの愛媛では、給食のメニューにも登場するといいます。
私は子供のころ、母親の本棚にあった、今でいう食育の本にこのレシピを見つけ、強い印象が残っていました。
最近思いだすことはなかったのですが、知人のブログで見かけ、作ってみました。
米を刻んだ野菜と一緒にバターで炒めてから炊き込むやり方もありますが、今回はあっさりと、水対オレンジジュース1:1にして普通に炊きました。このとき鶏肉を入れることもありますが、今回は炊きあがったあと、別に焼いた鮭をほぐして混ぜ、グリーンピースを散らしました。
家人は一口食べて「何これ!ウマイ!」とのこと。
オレンジジュースと関係あるかわかりませんが、なぜかちょっともっちりとした炊きあがりとなります。甘さは適度に失われ、適度に残り、鮭のしょっぱさとナイスコントラストです。
なぜかこういう料理を作ると、新潟のご当地メニューをあらためて食べたくなります。
みかんらいす
今日の料理
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