2011.08.24 Wednesday 14:44
2歳前後とはそういう年頃なのかもしれませんが、息子が日々スキルアップしています。
子供とは大人のすることを何でもよく見ているのだと感心させられます。
私が消し忘れた扇風機は、すかさずスイッチオフ。
洗濯物も手が届くところには、何とか干そうと試みます。
乾いた洗濯物は、隅と隅とを合わせて畳み、出来上がると拍手して自画自賛。
人を押しのけてでもお手伝いがしたくて仕方ない、という素振りです。
妹の面倒もよくみていて、ついにはオムツも替えようとし始めました。
息子を見ていると、人というのは本質的に誰かのお役に立ったり、喜ばれたりしたいのだということに気付かされます。
妹も信頼を寄せているようで、ぐずぐずしていても、そばにお兄ちゃんが来ると泣きやんで一緒に遊び始めるのでした。
幼いからと思いこんでいるのは大人だけで、子供は小さくても、本当はもっともっといろいろな可能性を持っているのかもしれません。
育児日記author :
fukushima-p | - | -
2011.08.23 Tuesday 14:50
引っ越して2カ月になります。以前は郊外に住んでいて、どこへ行くにも車がないと出かけられませんでした。今度の家は商店街に近いので、散歩気分で歩いて出かけられるのがうれしいです。
数日前は自転車の修理をしてくれるところを探しました。郊外のショッピングセンターにも大きな自転車店が入っていますが、できれば近くのお店にお願いしたい。ネットで調べたらなんと同じ町内にありました。
アイロンに使う霧吹きは、ホームセンターや百円ショップに行けば売っていますが、これも商店街で買えました。売っているところがあるのかなと思っていましたが、雑貨をたくさん扱っている店がありました。店番のおじさんに尋ねると、すごくうれしそうに商品を紹介してくれました。
一人で子供を二人連れて車で出かけるのは、なかなか疲れるものがあります。地域経済の活性化という見地からも、できれば近場のお店を使いたい。思わぬ発見あり、お店の人との温かい出会いあり。量販店よりも少し割高なものもありますが、商店街でものを買うと物の価値以上の何かを手に入られたような、そんな喜びがあります。
2011.08.20 Saturday 21:06
初めて、家族で新潟市北区にある新潟競馬場へ行ってみました。
競馬のイメージアップ、家族連れの呼び込みなど、いろいろな狙いがあるのでしょうが、近頃の競馬場は一昔前とは全然違います
子供向けの遊具や工作教室、ぬいぐるみショーなどのイベントも豊富だということで、訪ねました。
仕事でほかの競馬場には何度か行ったことがありますが、新潟は初めて。
外のオープンスペースにある噴水では、子供たちが元気よく水遊び中でした。
競馬に来る大人についてきたとみられる子供たちもいますが、我が家のようにレジャー施設として遊びに来ている家族も多いようです。
最近は公共施設に授乳室等があるのは当たり前となっていますが、赤ちゃん向けの設備も非常にレベルが高く、至れり尽くせりという言葉がぴったりでした。
パドックはもちろん、コースを疾走する馬を生まれて初めて見た息子は大興奮。大きな歓声を上げ、指さしていました。
パドックで毛並みの美しい馬たちを見ていると、私自身も飽きません。意外に手近な場所で楽しめた夏の一日でした。
2011.08.19 Friday 21:58
今日は息子の髪の毛を切りに、理髪店に行きました。
息子は生まれたときから髪の毛が豊富で、半年ぐらいで私が切るのはあきらめました。生まれて2年弱というのに、6、7回理髪店のお世話になっています。
私が抱いていすに座り、一緒に連れて行った娘はベビーカーへ。
そこへ居合わせたお客さんにほほをつつかれ、娘はびっくりしたのか突然大きな声で延々と泣き始めました。
とにかく終えようと続行してもらいましたが、息子は口を一文字に結んで、身じろぎもしません。いつもはもう少しバタバタとしていますが、自分まで騒いでは申し訳ないと思ったのでしょうか。
終わると妹のところへ吸い口付きの赤ちゃん用コップを持って行き、お茶を飲ませてやっていました。
最近はくっついてごろごろと遊んでいることが増えた二人です。
今日は初めて、妹の名前もしっかり呼んでいました。
感覚的な理由ですが、私は息子のことを「おにいちゃん」とは呼びません。しかしほかの方に「おにいちゃん」と呼ばれるとちょっとうれしそうな息子。
兄妹は一体、いつから「きょうだい」なのでしょうか。
育児日記author :
fukushima-p | - | -
2011.08.18 Thursday 21:00
我が家の庭の裏手には、なぜかフキが生えています。
似てるなあと訝しんでいたのですが、家を建てるときにお世話になった工務店の方が「あれはフキですよ」と断言しておられました。
フキといえば、コロボックルを連想します。
コロボックルはアイヌの伝承に登場する小人で、フキの葉の下の人という意味があるとされます。
そんなことを思っていたら、佐藤さとるさんの名作「コロボックル物語」を、有川浩さんが引き継いで書くーというニュースを聞きました。
コロボックル物語は、子供のころ大好きでした。
佐藤作品と直接つながる話ではなさそうだということですが、発売が楽しみです。
コロボックル物語は、日本のどこかにいるフキの葉の下の人の物語。
どこかで読んだあらすじなのか、このフレーズがずっと頭にあります。
我が家のフキの葉の下にも、何か物語があるのかもしれません。
2011.08.17 Wednesday 14:16
ネットで調べ物をしていて、9月11日に岩手でカウントベイシーオーケストラのコンサートが行われることを知りました。
目を引いたのは、会場が毛越寺であったため。世界文化遺産登録が決まった平泉にあります。本堂前の特設ステージでの開催といいます。
毛越寺には、何年も前に行ったことがあります。ポスターの写真に見覚えがあり、マウスの手が止まりました。
開催されるのは同時多発テロが起こった9月11日。
そして被災地でのコンサート。
鎮魂や復興への祈りが込められたジャズの音色が響くことと思います。
私が訪ねたのは夏の暑い日でした。記憶の片隅にあった陽炎の風景を思い起こしながら、あれも東北であったのだと今更ながらに思いを馳せました。
2011.08.14 Sunday 20:57
一年中で、年末年始と同じくらい好きな時期が、お盆です。
12日に商店街の和菓子店に行くと、手土産やお供えを求める人で大賑わいでした。
スーパーも、来客の準備なのか、かごいっぱいに買い物をする人がたくさんいて、とても活気づいていました。
お盆を前にしたさざめき、という感じでとても心地よかったです。
いろいろな宗教、文化の人が暮らす日本ですが、やはりこうした行事は定着しているように思います。
にぎやかにお盆に向けた準備がなされ、当日は親子連れや若い人たちもたくさん墓参に訪れるーきちんとこうした行事がこなされているのは健全な気がして、何となく安堵感を覚えます。
ところで今年は親戚一同が義父母のもとに勢ぞろいし、とても賑やかなお盆を過ごしました。
先祖とともに過ごす日だからでしょうか、笑い声も喜びもことさらに大きく感じられます。
季節の便りauthor :
fukushima-p | - | -
2011.08.11 Thursday 23:38
来月で2歳になる息子が、いろいろなことを急ピッチで吸収しています。
もともと注意深く物事を観察するタイプの人ですが、このごろは大人のやることをよく見ていて、すぐに真似をしています。
洗濯物を干す際に、うっかり洗濯かごを置いたはきだし窓を閉めたまま庭に出てしまったときのこと。鍵だけでなく、よくある小さなつまみの二重ロックもかけていたのに、あっというまに外して開けてくれました。またある時は、窓を開けて遊んでいるので、閉めるように言うと、閉めてしっかり二重ロックまでかけてくれました。
出かけるよといえば、娘を抱くのに使う抱っこひもを引きずってきて、玄関のドアを開けると日傘を取ってくれます。「暑いね」と独り言を言うと、扇風機のスイッチオン。ご丁寧に「首振り」ボタンまで押してくれます。
きょうは洗濯物を取り込んで台所で食事を作っていると、たくさんあった物干しハンガーから全部衣類を外し、ハンガー類をまとめてテーブルに置いているのに驚愕しました。
次々と物事を吸収していく生命の勢いに圧倒されています。
お手伝い好きな今、家事の役割も分担してしまいたいものです。
育児日記author :
fukushima-p | - | -
2011.08.08 Monday 21:07
暑い、暑い日が続きます。
7月も中旬を過ぎてから植えた我が家のグリーンカーテン。
植えるのがこんなに遅くては育つ前に夏が終わるのではと思っていましたが、急成長中です。
あっという間に私の背丈を超え、もう1メートル70センチに迫ろうかという高さに。
プランター二つ分のうち、ひとつは根つきが悪く、先日の大雨で根が掘れ、さらにその後私が水やりを忘れて枯れてしまったように見えました。
それでもがっかりしながら水をやると、次の日には元通り元気に。
ピンとしたハートマークの葉に、飛び上がるほど嬉しくなりました。
久しぶりに植物を育て、生命のたくましさを思い知りました。
私の部屋を西日から覆うところまではいっていませんが、自然にネットにつかまってつるを伸ばしているアサガオたち。その環境で静かに、ただ精一杯生きる姿に、何ともいえない感動を覚えています。

季節の便りauthor :
fukushima-p | - | -
2011.08.07 Sunday 14:01
引っ越し後、自宅の片付けは落ち着き、整理するところがなくなってしまったのが少々さびしいほどです。
が、家人の実家の自室の片付けは、まだまだ道半ば。
一人で徹夜してでも数日で片付けてしまいたい衝動に駆られますが、そうもいかず、義父母に子供の相手をしてもらう1時間、2時間ほどでゲリラ的に行う、ということを繰り返しています。
とにかく膨大だったのは不要となった雑誌・書籍の山。
専門書がほとんどで、経済・IT関連など時流を逃すと著しく価値のなくなる情報であるため、古書としての再生は不可能です。
そのためひたすらまとめて資源回収に出す準備を進めていました。
しかし、自治体の資源回収の日を待てず、回収日となったとしても収集場までとても運べないということで、産廃業者さんに引き取りを依頼しました。
本だけでも400冊を超えていました。
それでもまだ片付いたようには見えません。今年中には何とか終わらせ、うれしいブログを書きたいものです。