2011.09.17 Saturday 16:05
新潟から実家のある山口まで、車で帰ってきました。
昨夜午後7時に新潟を出て、今朝には到着する見込みでした。
しかし前線から発達する雲が各地で雨を降らせ、山陽自動車道が何か所か通行止めに。
やむなく有料道路や一般道で迂回して中国自動車道に出ました。
中国自動車道は山道が中心で連続カーブが多く、景色もほとんど変わりません。
しかし久しぶりの中国地方だと思うと、新潟とは違う植生も新鮮に思えました。
所によっては、山道のカーブでバケツをひっくり返したような雨に見舞われ、家人と交代でハンドルを握る手も緊張しましたが、無事に着けたことが何よりありがたいです。
合計17時間近くかかりましたが、子供たちは変わらず元気。
寝るときは寝て、食べるときは食べ、実家を元気に走り回っています。
子供とは実にたくましい存在です。
私も疲れていないわけはありませんが、故郷の空気がすべて癒してくれました。
2011.09.13 Tuesday 16:17
我が家の庭には、工事中から近隣の猫がやってきて、落とし物をしていきます。
私の実家にも住みついている猫がいますが、彼女は畑へ行って用を足していたので、こういう問題があるとは知りませんでした。
工事してくださった工務店の方が、薬をまいたり、きらきら光るのが苦手だと言われる水入りペットボトルを置いたり、いろいろな手段を講じてくださったそうですが、彼らは気にせずやってきます。
気付いた近所の方にも「子供に砂遊びがさせられないね」と言われる始末。
そんな話を知人にしたら、その彼女もチクチクする枝を置いたり、砂利を敷き詰めたりしたものの、効果はなかったとのこと。今は「運がつくつく」と言いながら始末していると言っていました。
猫対策のグッズもいろいろ出回っていて、中には効果がなければ返品可能をうたっているものもありました。
猫を傷つけることなく、ここは私たちの庭だと何とかわかってもらえる手段はないだろうか、と考えています。
2011.09.10 Saturday 10:43
所用で金沢へ日帰りしました。
新潟からは高速を使い、4時間ほどでした。
ショッピングセンターで、笹ずしを見かけ、心惹かれながらも我慢したら、立ち寄り先でいただきました。
自然の笹に包んだ、小鯛と紅鮭、サバの押しずしです。
ついてきた説明文によると、金沢では、各家庭で作った押しずしをお互いに分け合うことを「祭りを届ける」と言っていたそうです。
この笹ずしは祭り寿司の伝統を受け継いだものだということでした。
お勧めに従い、少し冷蔵庫で冷やした笹ずしはひんやりと酸味が引き立ち、食が進みました。
古都の風情を思い浮かべながら、おいしくいただきました。
それにしても「祭りを届ける」
各家庭の喜びを分け合うようなイメージのある言葉です。
何と美しい言葉なのだろうと、感動しました。
2011.09.06 Tuesday 16:10
子供が小さいこともあって、我が家では外食は滅多にしません。
惣菜を買うことは全くありません。
時々は、買ってきたもので簡単にすませたいと思うこともありますが、問題は塩分です。
義父と亡くなったその両親が高血圧の傾向があったそうで、健康診断で何ら問題のない家人は、塩分に非常に気を使っています。
ふりかけや漬けものは絶対に食べず、食事も基本的に薄味。買って食べるのはパンぐらいです。
私も実家は薄味だったので、それはそう問題になりませんでしたが、できれば時々はふりかけごはんと漬けもので食事を終わらせたい時もあります。
今健康なのだし、そこまで気にしなくても、と思いますが、味覚は慣れが大きいので、塩分を過剰に摂取するよりはいいかと思っています。
しかし、時々外食をしたり、惣菜を買って食べる機会があると、ものすごくのどが渇きます。先日は久しぶりに外食をしたところ、のどが渇いて寝付けないほど。家人も同様でした。
翌日、このけだるさも普段が健康だからこそ、と思いながら、当分外食はしないと誓う。このパターンをよく繰り返しています。
2011.09.05 Monday 16:24
県外の知人に、ちょっとしたお礼などで送る新潟名物はいくつかありますが、我が家で最も多いのは笹団子です。
名前しか知らず、結婚する前に初めて食べて、「新潟いいかも!」と思いました。
メーカーはたくさんありますが、義母がいろいろ食べ比べてここが一番!と太鼓判を押すお店にいつも頼んでいます。
製造が中心のお店なので、ついでに自宅で(自分で)食べるために余分に注文します。出来立てではなく、少し時間を置いた方がおいしいと聞きましたが、柔らかい歯ごたえと笹の香りが何ともいえません。
甘いものが苦手な人にはわかりませんが、老若男女に自信を持って勧める味です。
今週は子どもたちにプレゼントをいただいた知人・親戚に送るため、まとめて注文しました。いかにも新潟らしくて良いとおほめいただく笹団子。
受け取る人の笑顔を想像すると、うれしくなります。
新潟の名産品author :
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2011.09.02 Friday 13:45
今日は息子の2歳の誕生日です。
2年間、ほとんど風邪も引かず、元気に成長しています。
「魔の2歳」という言葉がありますが、自我の芽生えとともに、食べ物の好き嫌いなど自己主張が出てきました。
買い物に行ったスーパーで、会計直前にジュースを抱えてきてかごに入れる知恵も身につけたよう。買い物帰りに道端に座り込むこともよくあり、背中には娘をおんぶし、片手には買い物袋を持って、片手で息子を抱え上げて帰るのにも慣れました。子供と一緒に親も成長していくものかもしれません。
成長に伴って教えたいこともあり、こちらの要求も日に日に増えていきますが、元気に生まれたことがただありがたいと思ったあの日の気持ちを忘れないでいたいと思います。
今日は朝から2歳の「2」のピースサインを教えましたが、指が思うようにいかない様子。両手の人差し指を突き出して「に」と言っているのが新鮮でした。
「おたんおたん」と言ってしきりに拍手をしている様子をみると、おめでたいことだということは理解しているようです。
育児日記author :
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2011.09.01 Thursday 00:27
最近は、どれだけ長持ちするか、という視点で雑貨、ことに調理雑貨を選ぶようになりました。
昨年のことですが、まな板はプラスチックから木製へ。汚れがひどくなった時は、送れば削って整えてくれるサービスがあります。洗い桶もプラスチック製のものを使っていましたが、汚れがひどくなってきたのを機にホーロー製に替えました。そのまま直火にかけて、タケノコをゆでたり、ジャムを煮たりもできるというもの。値段は張りましたが、プラスチック製はどう丁寧に使っても、一定期間が過ぎると買い替えを余儀なくされます。ホーローなら熱くても大丈夫。排水溝に熱い茹で汁などを流さずにすむようになり、とてもうれしいです。
保存用の容器は軽くて安価なプラスチック製がほとんどでしたが、こちらは買い替え時にガラスやホーローに徐々に切り替えています。プラスチック製の何倍かの価格になりますが、その分手入れも怠りがなくなります。
プラスチック製の容器は、汚れがひどくなったら捨てて買い替えてもよいほど、非常に安価です。しかし使い捨てをせず、大事に使っていけるような、「心地よい雑貨」を手元に置きたいと思います。
2011.08.31 Wednesday 22:37
秋田の知人から稲庭うどんをいただきました。
飲み会のシメのメニューというイメージがある程度で、あまり食べたことはありません。
せっかくなのであらためて調べてみると、誕生は江戸時代初期。地元産の小麦を使い、生産技術が向上するに従い、名産として定着したそうです。
まずはシンプルな食べ方がいいということで、丁寧にだしを取ったつゆとねぎ、かつお節、ワカメでいただきました。
油を使っていないなめらかで細い麺はとてものどごしがよく、家族にも好評でした。
製法は今も門外不出という稲庭うどん。壮大なドラマがありそうです。HPには創作メニューもたくさん載っていましたが、そのままで十分な味だと思いました。

今日の料理author :
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2011.08.29 Monday 12:56
家族で山形市までドライブしました。
他県から移り住むまで気付きませんでしたが、新潟は山形、福島、群馬、富山、長野に隣接しています。特に私の住む新潟市近郊を含む下越地域は、山形、福島が目と鼻の先。以前に住んでいたのは北海道だったので、県境近くというのは、言うなれば島国を出ていろいろな国がある大陸に住んでいるようなものです。オーバーに言えば、異文化が身近にある感じがして新鮮です。
自宅から1時間もかからず、山形県内に入りました。小国(おぐに)地域は豪雪で有名なところです。ここから飯豊連峰のふもとの飯豊町にかけては、霧が濃く、車で走った早朝は20度ほどでした。
そこからさらに北上し山形市へ。市内は30度を超え、残暑の厳しさを感じるドライブとなりました。
途中、子供のオムツ替えなどで30分以上休憩しましたが、それでも3時間かからずに目的地に到着。意外な近さに驚きました。
意識なく、県境に自分の思考の中で壁を作り、遠くに感じていたのかもしれません。
秋になると紅葉が美しいという、新潟から山形への道。
違った季節にまた走ってみたいと思います。
2011.08.27 Saturday 12:44
新発田祭りの「奉納台輪」を見ました。
六つの地域の保管されている「台輪」が諏訪神社に奉納される行事です。家族で早起きし、午前5時過ぎにスタートするパレードを見物しました。
「台輪」は三輪でできていて、途中、何度も前輪を浮かせてはやしたてる「あおり」が行われます。これが見ものです。
朝早いこともあって、そんなに人出は多くありませんでしたが、「ワッショイ」の掛け声に祭りのにぎやかな雰囲気を味わいました。
新潟に移ってきて3年ですが、妊娠中だったり子供が小さかったりで、なかなか台輪を見る機会がありませんでした。
一方、町内では金魚をかたどった「金魚台輪」で子供たちのパレードが行われました。2歳弱の息子も初参加で、暑い中、疲れてはいたようですが、頑張って綱を引っ張っていました。
地域に密着したお祭りは、どこか懐かしさがあり、心を浮き立たせてくれます。
夏の終わりの3日間、祭りを楽しみたいと思います。

季節の便りauthor :
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