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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

食べること

8か月を過ぎ、娘が急成長しています。
今ひとつ食べることが下手で離乳食が進まなかったのですが、お座りが安定してきてしっかり食べることができるようになりました。
今は一日に二度の離乳食ですが、上の子や大人が何か食べていると、「私もいただけるのかしら」と言わんばかりにニコニコして近づいてきます。
テーブルの上のお皿やスプーンを取ろうとしてよくなぎ倒し、その豪快さに熊が鮭を「バシュッ」と獲るシーンを連想します。
息子も食べることが大好きで、ほとんど病気をしないのは「しっかり食べているから」とよく言われます。
90を過ぎてなお元気な祖母二人は、いずれも食べることが好き。そんなに・・と思うぐらいぺロリと食べます。
食べることで体が作られる、という物質的な意味以上に、食べる意欲=人生に対する積極性、喜びを味わうことが長寿を支えているのかもしれません。
食べることが楽しみな子供たちに、私も台所に立つのがますます楽しくなります。
育児日記
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特製おかゆ

子供二人の風邪に続き、家人も体調不良です。
久しぶりに思い付いて、家人の実家で「おかゆ」と呼んでいる病後食を作りました。
米をといでざるにあげたあと、水に浸し、昆布を入れて着火。
沸騰寸前に昆布を引き出します。かつお節を振りかけて、あとはおかゆと同じように煮込み、仕上げにめんつゆをからめます。
もしぞうすいの定義をだしを取って調味料で味付けするもの、だとするならば、雑炊という方が近い料理です。
亡くなった祖母がよく作っていたそうで、義母に以前作ってもらいました。
その時はおいしくてたくさん食べてはみたものの、おかゆというと白粥だという思いこみがあったこともあり、体調不良のときになんてパンチの効いたものを食べるんだろうと驚きました。
しかし適度に塩分が効いているせいか、食が進むのです。
かつお節と一緒に煮込むのはやや乱暴な感じもしますが、野暮ったいようにも思えるこの風味がいかにも家庭の味という気がします。
ちなみに白米をこよなく愛す息子は色が違うだけで手をつけず、家人はまだ食べ物を受け付けず。
結局、私だけが食べました。自分が健康であるゆえですが、楽しい風邪の日のイベントのように思いました。
今日の料理
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秋・雑感

ここのところの冷え込みで、子供が二人とも風邪を引いています。鼻はぐずぐず、咳はコンコン。幸い熱はないので元気にしていますが、温度管理が難しく、昨夜は着込ませすぎて娘が暑がり、大暴れしていました。
足りないものはいろいろあったのですが、冷たい雨も降るので、近所のスーパーで簡単に買い物をすませました。
最近、いただきものが重なって野菜を買っていなかったので気付きませんでしたが、台風の影響でずいぶん価格が高騰しているようです。私がよく行くスーパーはあまりに高騰してくると、仕入れを抑えて商品自体を売らなくなるので、直接高い値札を目にすることはありません。そういえば、最近おでんのシーズンなのに大根もずっと品切れしていたなとようやく思い当りました。スーパーに行けば何でもあるというわけではないのだと、そういう感じ方をするようになったのは、震災以来のことのように思います。
風邪は引いていても家族がそろって元気でいられる。欲しいものがないことはあっても、十分に食べものが食べられる。
まとわりついてくる二人の子供たちのぬくもりに、当たり前がありがたいと痛感しました。
育児日記
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フェイスブック

フェイスブックに登録しました。
wikipediaによると、「世界最大8億人が参加するSNSサイト」です。
実名登録制ということで、リアルな人間関係ならネットを介さなくてもよいのでは、と長いこと登録をためらっていましたが、大学の同期の友人らから誘われ、ついに登録しました。
履歴や経歴からつながりのある人を探すようで、「友達では?」と表示される中には、懐かしい面々の名前がたくさんありました。主に学生時代の友人たちです。先日読んだ経済記事によると日本版のユーザーの主力は30代前半だそうで、ちょうど使っている人が多いのかもしれません。
妻・夫や子供と一緒に写ったプロフィール写真もたくさんありました。
聞いてはいましたが、機能があまりにも多く、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
使いこなすにはまだまだ時間がかかりそうです。
日々つれづれ日記
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栗しごと

昨日は半日ばかりかけて、栗しごとをしていました。
栗が店頭に並び始めると、どうしても買いたくなります。
新潟市近辺のスーパーや直売所では、決して手が届かない金額ではなく、季節に3、4回は求めるでしょうか。
栗は皮むきに少々手間がかかります。一晩水に漬けておくか、あるいはお湯にしばらくつけて鬼皮をはいでいきます。ぱかっと外れると、小さな達成感があります。
苦手なのはこの後で、渋皮をむく作業です。包丁さばきが今ひとつなのかもしれません。
昨日は1キロほどあったので、半分は栗おこわ、半分は渋皮煮にチャレンジすることにしました。渋皮煮は初めて外食でいただいたとき、こんなおいしいものがあるとは!と衝撃を受け、決して自分では手を出さなかったものです。
10分ごとに何度か煮て筋を取り、砂糖で煮ていきます。手間はかかりますが、難しい作業はありません。
出来上がった渋皮煮は、固さが今ひとつ好みではありませんでしたが、まずまず。後日モンブランクリームにして食べようと思います。
いつも面倒だと思いながらやらずにいられない栗しごと。やはり心の奥底で季節を求めているのかもしれません。
今日の料理
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秋のアサガオ

夏も盛りとなった7月後半、我が家では一足遅れてグリーンカーテンを始めました。
ホームセンターの売り場にはグリーンカーテンコーナーがありましたが、苗はほとんど売り切れ、寂しそうにわずかに残っていた西洋アサガオを買いました。
つるはどんどん伸ばしましたが、花は一向に開く気配がなく、ようやく夏の終わりにひとつ、ふたつと咲きました。
9月後半に1週間帰省をする間に枯れてしまうだろうと思って、水を多めにやってお別れしたのですが、雨に恵まれ、戻ってきてもまだまだ元気。
それから数日して今が盛りと言わんばかりに、たくさん花をつけ始めました。
アサガオは昼になるとしぼむものだと思っていましたが、一日中、鮮やかな姿を見せてくれています。
花をつけないのもまた個性かと思っていましたが、秋の声を聞いた今、うれしい誤算です。ものにはひとつ、ひとつ時機というものがあると教えられました。
アサガオのことばかり考えていないのが良かったのかもしれないと、子育てに重ねて「生長」について考えます。
植物には教えられることがたくさんあります。我が家のアサガオは今朝の雨の中も美しく輝いています。あさがお
季節の便り
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親も一緒に

1週間帰省したことがきっかけとなったのか、息子がパワーアップしています。
以前ならほかのお宅に伺っても暗黙の了解のごとく、品行方正に(?)しているのですが、大胆な行動が一気に増えました。
自宅でも妹の頭にごみ箱をかぶせてみたり、スーパーで会計直前にジュースを持って走り込んできたり。「イヤイヤ」を叱ることが増えて自分でもうんざりしてきたので、身の安全にかかわることと他人に迷惑をかけること以外は叱らないことに決め、注意もあっさりするように切り替えました。
この年頃の子供が叱ったあとにニヤニヤしていることもよくありますが、わざとではなく戸惑っているだけだとよく言われます。そう思って子供をみると、自分も冷静になり、「イヤイヤ」にもユーモアを持って対処することができます。
自分に余裕があるせいか、子供の「イヤイヤ」も却って落ち着いてきたように感じます。
子供と一緒に、親も成長していくし、それがありがたいことでもある。
そんなことを思います。
育児日記
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Uターン

帰省先から昨日戻ってきました。
帰りは途中京都で一泊。一日の走行時間は6−8時間と、行きに一日で走り抜けたことを考えると、楽にさえ思えました。
今回も実家の両親がお弁当を作ってくれました。帰省先から戻る際の恒例です。
大きなお弁当箱に3つ、おにぎりとおかずが入り、食べきれないーと思いましたが、あっというまに食べてしまいました。
おかずは中学や高校時代のお弁当によく入っていたものばかりで、懐かしく味わいました。
おかずとおかずを区切るには、緑のバランという市販品がよく使われますが、父は庭の葉蘭をぎざぎざに切って使います。聞いたことはありませんが、土に帰るものをという配慮なのだと思います。
戻ってきたら自宅の庭の草がひとつ残らずきれいに取り去られていました。
業者さんの手によるものとしか思えませんが、心当たりはありません。
聞いてみると義父でした。子供たちが虫に刺されないようにと思ったそうです。
手のこんだお弁当、草がひとつ残らず取り去られた庭。
自分が成長し、親にしてあげられることが増えた気でいても、やはり親の愛情にはかなわないという気がしました。
日々つれづれ日記
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SL見学

SLやまぐち号を見に、実家近くの駅に行きました。
ネットで調べた情報などによると、やまぐち号は1970年代に国内でいったん蒸気機関車の運転が終了した後に運行を開始し、春から秋にかけての週末、祝日を中心に今も新山口ー津和野間を走っています。
私の実家近くには山口線が走っていて、非常に身近な存在です。
今回は駐車場のある無人駅まで行き、そこで子供たちを抱いて通過を見守りました。
同じように子供を連れた人やカメラを持った愛好家らしき人がいました。
もくもくと黒い煙をはきながら汽笛を鳴らし、通過すると、息子も大きな歓声を上げていました。
聞き慣れたSLの汽笛は、喜びの声のようにも感じます。
SLは新潟でも会津若松までの磐越西線でシーズン中に乗ることができるようです。
子供のころは、特別なものだとは知らず、どこにでもあると思っていたSL。
稀少だというだけでなく、やはり見る人を引き付ける力があると感じました。
日々つれづれ日記
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急速な成長

帰省し、祖母と両親、今回は加えて姉夫婦と大勢に囲まれ、子供たちが急速に成長しています。
我が家はごく近所に義父母が住んでいるので核家族というわけではありませんが、大勢に囲まれていると、こんなに刺激があるものか、と驚きました。
息子は急速に言葉の数が増え、コミュニケーション力が上がっています。
以前に経験したお祭りの「わっしょい」という掛け声をかけるようになったり、私の両親や祖母の真似をしたり、驚くような進歩です。
娘はいつも通りといえば、そうですが、常に機嫌よくしています。
大勢の刺激ということに加えて、滅多に会わないがゆえに、何をしても褒められ、喜ばれるということが大きいのかもしれません。
特に息子は自分の行動が周りの人を喜ばせることを自覚して、さらにいろいろなことに挑戦しているようなきらいがあります。
毎日の生活の中では、つい十分褒めてやれなかったり、もういいから、と押しとどめてしまうことがあったかもしれないと省みました。
ひっきりなしに笑い声が響いている実家です。
育児日記
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