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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

くるみ

人気のテレビ番組で新潟を扱った際、くるみ入りの太巻きを紹介したと聞きました。
確かに、よく太巻きの具にくるみを入れると聞きますが、天然の鬼くるみを売っているかというと、決して日常には見かけないように思います。
ネットで調べたら、魚沼や新潟に比較的近い山形では通販されているようでした。昔はもっと採れていたのに採れなくなったということでしょうか。
くるみという食材はひところはお菓子作りにしか使いませんでしたが、最近は料理に欠かせないようになりました。
「森のイスキア」を主宰する佐藤初女さんの看板料理のようになっているのが「にんじんの白和え」で、これにはすりつぶしたくるみが入ります。
このほか、細かく砕いて麻婆ソースに交えると、お肉なしでもボリュームがUPし、厚揚げにかけるなどしておいしくいただけます。
脂肪分がたっぷり含まれ、栄養価も豊富です。
割るのは大変ですが、地場の鬼くるみに出合えないかと、道の駅などに立ち寄るときはいつも探しています。
今日の料理
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オーブンの修理

スチームオーブンが壊れ、修理の人を呼びました。
買ったときにこのブログに書いた記憶があるので、たぶん2年ほどです。
段々、加熱しても温まり具合がよくなくなっていると感じていましたが、ついに全く温まらなくなりました。
見てもらったところ、基盤はかろうじて大丈夫でしたが、部品の交換が必要で、見積もりでは買った値段の半分近くはかかるということでした。
業者の方は、「またほかのところが故障する可能性もありますし、買い替えてもいいのでは」とおっしゃっていました。
新しいオーブンがほしいという気持ちもないわけではなく、またたった2年で壊れてしまうのかという複雑な思いもありました。
一方でこれを機会にオーブンレンジを持たない生活をすることも考えてみました。修理の人が来るまで、コンロで直接加熱したり、蒸し器を使ったり、レンジ機能はなくてもそう困らないと実感したからです。
しかし、ケーキを焼いたり、パンの発酵機能を考えるとやはりそういうわけにはいきません。
たとえ高くついても使えるものを捨てる気はせず、結局修理しました。
修理のあと、見違えるほど温め機能が向上しました。
大掃除の季節にちょうどきれいになったオーブン。これまで以上に大切にしたいと思います。
日々つれづれ日記
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バス初体験

最近、2歳の息子が、町を走るバスに関心を寄せるようになりました。
「ばちゅ!ばちゅ!」と大興奮しているので、新発田市を走るコミュニティバスに乗ってみることにしました。
これであれば百円で乗車できる上、短い距離で下車することも可能です。
市中心部のいきいき館前にある「石川小路」のバス停から乗車することにしました。
バス停に早めに着いたので、いきいき館の中で少し待っていました。
今は実証実験をしているそうで、館内に設置されているモニターで、バスの現在位置がわかるようになっています。
おかげでぎりぎりまで館内で待ち、寒風のバス停に向かうことができました。
初めてのバスに息子は終始無言でした。
混みあっていたので、私が座り、ひざの間に立たせていましたが、じっと黙って外を見据えていました。
それでも降りるときに下車を知らせるブザーを押させると、とても喜んでいました。
新発田駅に迎えに来てくれた家人の車に乗ると、また「ばちゅ!ばちゅ!」と外を探していました。
育児日記
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理由の大切さ

婦人団体の主催する会に行きました。クリスマスに向けたケーキを作り、子育てに関する本を輪読し、座談会を行うーというものです。
正直に言うと、スポンジケーキを焼いてみる、という試みにはそう魅力を感じず、新しい人と出会うことが目的だったようなものです。
この会は健康な食事づくりに意識が高いところで、今回はバターを使わず、砂糖も極力控え目なレシピでした。
バターを使っていない分、少しだけ牛乳を使ってしっとりさせるというものでしたが、予想以上にとてもおいしい出来上がりでした。
指導していた人がひとつ、ひとつ理由を説明していることが印象的でした。
ちまたに料理の本はあふれていますが、もっと工程の理由を丁寧に説明するとよいのに、と常々思っています。ボウルの水分を必ず拭き取っておくのはなぜか、オーブンの余熱はなぜ必要か、卵を常温に戻しておくのはなぜかー理由を説明することによって読み手の記憶に残りやすく、またその通りに作る気を起こさせると思うのです。
料理は愛情を持って、理屈通りに作ればまずおいしくなるもの。
料理は物理であり、哲学であるーという言葉を思い出しました。
日々つれづれ日記
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キャラ弁

昨日、息子をデイサービスに預けるため、お弁当を作りました。
先日いただいたカレンダーが、お弁当の中身をアニメなどのキャラクターに模した、いわゆる「キャラ弁」を特集していました。息子がそれを気に入っていつも見ているので、挑戦してみることにしました。
まずうずらの卵2個をゆで、カレー粉と塩を混ぜた水につけ、黄色く染めます。
これにごまで目をつけてヒヨコ風。ここまでは何とかなりました。おにぎりはニワトリ風を目指し、のりで表情を作ろうと思いましたが、思いのほかこれが難しい。
30分以上のりと格闘し、あきらめて殿さま風の顔に仕立てましたが、どうしても笑っている表情にできず、アンニュイな顔になってしまいました。
いろいろ調べてみると、のりはまゆ毛用のはさみを新しく買って使うのがよいようです。キャラ弁をつくるためのグッズもあり、うずらの卵でデコレーションをする専用のカッターにも魅かれましたが、費用対効果を考えて躊躇しています。
この日のお弁当は表情をつくるのに時間を取られ、おかずは時間切れで一品少なく、おにぎりが中心となってしまった朝食も、家人に「驚異的にまずい」と言われてしまいました。
キャラ弁をつくるなら1時間早く起きるーそれが今のところの教訓ですが、少なくともこのページにUPできるくらいの水準を目指したいと思います。
育児日記
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ゆずの季節

ゆずのいただきものがたくさんあり、ゆずジャムを作りました。
以前見たレシピでは煮込みに時間をかけるものでしたが、それでも薄皮が少し残り、違和感がありました。今回は薄皮と身と果汁を一緒にミキサーにかけて、刻んだ皮と一緒に煮ました。
ハウス栽培や海外からの輸入などで、一年中スーパーに商品があふれていますが、その中でゆずは、多くの人がきっと旬を忘れることのないであろう、貴重な存在だという気がします。皮を冷凍するやり方もありますが、やはりこの季節に使い切りたいと思います。
まずは湯豆腐に、それから鮭をゆず風味の照り焼きにしたり、ちょっと変わったことをして楽しみます。お風呂に入れてもよし、絞ってはちみつと一緒にゆず湯にしてもよし、使い方もいろいろでうれしいゆずです。
ゆずの木がほしいと思ったこともありますが、ほかのかんきつ類よりは簡単ではあるものの、虫がついてお世話が大変だそうで、いつもいただきもので楽しませていただいています。
花言葉は「健康美」というゆずーその香りに心まで癒されます。
季節の便り
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こたつ文化

こたつを買いました。
西日本の実家では毎年冬になるとこたつを出していましたが、それ以来、実に17年ぶりです。
子供が小さく、まだこたつを日常的に使うには早いのですが、夜中や早朝、暖房のない部屋で仕事をするために買いました。部屋の空気がしんしんと冷えていても、とても温かく満足しています。
ところでよく北海道にはこたつ文化はない、と言われます。
私は北海道で通算7年、道央と道南に住んでいましたが、確かにこたつを持っている人はかなり少なかったように思います。これもよく言われていることですが、暑いほどに室内に暖房を入れるので必要ないから、という見方がよくされています。
ただ何年か前に、その北海道でも石油高騰やエコ意識の高まりなどで、暖房の使用量を下げ、こたつを取り入れる動きが出ているという記事を読んだ記憶があります。今はもっと事情が変わっているかもしれません。
イランにこたつと似ているものがあると聞いたことがあるので調べてみたら、まさにこたつそっくりの写真が載っていました。コルシと呼ばれているそうです。
由来が共通しているのかはわかりませんでしたが、コルシに入る人たちの和やかな表情から、ひとつのふとんに足を突っ込む距離感の心地よさが伝わってきました。
ペルシャじゅうたんの上に置かれている(かもしれない)コルシ、なんだか愉快です。
日々つれづれ日記
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再び、ぬか漬け

再びぬか漬けを始めることにしました。
以前、もっと北の町に住んでいたとき、仕事で知り合った料理教室の先生に勧められたのがぬか漬けとの出合いです。もっとも実家ではいつもぬか漬けが食卓に上っていたので、再会というべきかもしれません。
前回はお手軽に「ぬか漬けのもと」を買ってきて、水と塩を加えて始めた記憶があります。ぬかはどこでも手に入るので、今回はぬか床も手作りすることにしました。
ぬかを炒ってから塩水、卵の殻などを入れます。
あとはキャベツの外葉などで捨て漬けをし、乳酸菌を発酵させていきます。
最近は捨て漬けなどもなしに、すぐに漬けて食べられるぬか床セットも売られていますが、やはり床から育てていくのが「発酵モノ」の楽しさだと思います。
ところで前回は独身で漬けた野菜を消費できなくなってやめました。
あのときより夏はずっと暑くなっていてお世話が大変な予感はありますが、今度こそ末永く育てていきたいと思っています。
今日の料理
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一夜酒

初めて甘酒を作りました。
子供のころはどろっとしていて、そんなにおいしいものだとも思いませんでしたが、先日知人にいただいたものがとてもおいしく、麹を買ってあったのを思い出して作ってみました。
米を炊き、水から煮ておかゆにし、55度まで冷ましてから麹を砕いて混ぜ入れ、あとはそのままの温度で7−8時間といいます。
カレーやおでんにしか出番のない保温鍋が活躍しました。
これだとそう温度が下がらないので、ちょうど良かったようです。
温度は高すぎても低すぎてもよくないそうですが、保温鍋に入れっぱなしでできました。
ほかにはこたつで温めたり、炊飯器の保温機能が使えるようです。
一夜でできるため、一夜酒(ひとよざけ)とも呼ばれると聞きました。
風邪引きの身にはちょうどよい、癒しの味でした。
今日の料理
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