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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。
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カレーの味

学生時代以降に実家を出て、たまに帰省し、何が食べたいかを問われると、「カレー」と答えていました。
父の作るカレーは特別なものではなく、普通にルウを使うもの。
それでもなぜか帰ると食べたくなりました。カレーはなぜかノスタルジアを連れてきます。
ところで我が家のカレーの味はなかなか決まらずにいます。
最初はいろいろスパイスを炒めてみたりもしました。玉ねぎと小麦粉とバターを炒めるものも。ピーナッツを砕いて炒めるバターカレー(というのでしょうか。いわゆるバターチキンカレーの作り方です)も試しました。
しばらく定着していたのは、米粉のカレールウで、これは動物性成分を一切使っておらず、口あたりも軽いものでした。ココアやみそなど、いろいろな隠し味を入れないとそのままでは使えなかったのですが、なぜかスーパーの棚から姿を消し、がっくりしました。
ルウは手軽ではあるのですが、しばらくスパイスが主の軽いカレーを食べていると、成分に含んでいる牛脂が重く感じられます。
そんなわけで我が家のカレーは立ち往生しています。息子はすでに子ども向けに牛乳などを入れて作ったカレーは受け付けず、辛くはないものの、それなりにしっかりした味のものを好みます。
大人になったときにカレーの味を思い出してほしい、そんな気持ちはあるものの、カレーの味が定まらずにもどかしいこのごろです。
今日の料理
author : fukushima-p | - | -